「EMC AutoStart」にroot権限で任意のコマンドを実行される脆弱性(JVN)
IPAおよびJPCERT/CCは、EMC社が提供する、ネットワークやサービスの高可用性を確保するためのエンタープライズソフトウェア「EMC AutoStart」に任意のコマンド実行が可能な脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
「EMC AutoStart version 5.5.0 およびそれ以前」には、ノード間の通信をセキュアに行わないことが原因で、攻撃者によってパケットインジェクションが行われる脆弱性(CVE-2015-0538)が存在する。この脆弱性が悪用されると、リモートの攻撃者にSYSTEMやrootの権限で任意のコマンドを実行される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》
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