USB機器をネットワーク共有する「KCodes NetUSB」に深刻な脆弱性(JVN) | ScanNetSecurity
2026.04.25(土)

USB機器をネットワーク共有する「KCodes NetUSB」に深刻な脆弱性(JVN)

IPAおよびJPCERT/CCは、KCodesが提供する「NetUSB カーネルドライバ」にバッファオーバーフローの脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
KCodesのWebサイト
KCodesのWebサイト 全 1 枚 拡大写真
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は5月20日、KCodesが提供する「NetUSB カーネルドライバ」にバッファオーバーフローの脆弱性(CVE-2015-3036)が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSSによる最大Base Scoreは5.7。KCodes NetUSBは、家庭用ルータ製品などのLinuxベースの組込み機(等)に接続されたUSB機器をネットワーク共有する「USB over IP」機能を実現するLinuxカーネルモジュールであり、多くの製品が影響を受ける可能性がある。

クライアントがNetUSBサーバに接続する際に送信するデータをNetUSBカーネルドライバが適切に検証しないため、バッファオーバーフローが発生する可能性がある。この脆弱性が悪用されると、ローカルネットワーク上の攻撃者によってDoS攻撃を受けたり、任意のコードを実行される可能性がある。また、デバイスのデフォルトの設定次第では、リモートからの攻撃が可能である場合も考えられるとしている。JVNでは、開発者が提供する情報などをもとにファームウェアをアップデートするよう呼びかけている。またワークアラウンドとして、USBデバイスのネットワーク共有を無効にすることや、20005/tcp の通信をブロックすることを挙げている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. IPA が SCS評価制度の詳細を公表

    IPA が SCS評価制度の詳細を公表

  2. 村田製作所への不正アクセス 第2報 ~ 顧客・取引先・従業員の個人情報不正取得を確認

    村田製作所への不正アクセス 第2報 ~ 顧客・取引先・従業員の個人情報不正取得を確認

  3. 医療システム開発企業のコーポレートサイトで SSL 証明書が有効期限切れ

    医療システム開発企業のコーポレートサイトで SSL 証明書が有効期限切れ

  4. デジタル庁「政府情報システムにおける脅威の検知・対応のためのログ取得・分析導入ガイドブック」に NTTデータ先端の技術者がレビュー協力

    デジタル庁「政府情報システムにおける脅威の検知・対応のためのログ取得・分析導入ガイドブック」に NTTデータ先端の技術者がレビュー協力

  5. 受託業務で受領したデータの様式を同意なく別業務へ流用、非表示設定となっていたワークシート内に顧客情報が残存

    受託業務で受領したデータの様式を同意なく別業務へ流用、非表示設定となっていたワークシート内に顧客情報が残存

ランキングをもっと見る
PageTop