ネットワークカメラの撮影映像をクラウドで管理、二重鍵暗号化方式採用でセキュリティ対策にも配慮(キヤノンMJ)
キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)は15日、ネットワークカメラ事業の強化方針を発表した。ネットワークカメラのライブ映像・録画映像に対応したクラウドサービス「VisualStage Type-Basic」を7月1日より提供する。
製品・サービス・業界動向
新製品・新サービス
キヤノンMJグループは、監視カメラ大手のアクシス社を4月に買収。5月には、初の360度旋回型屋外向けモデルを投入するなど、ネットワークカメラ事業に注力している。
今回新たに、ネットワーク監視カメラソフトウェアを手掛けるアロバと、「アロバビュークラウド」の販売代理店契約を締結。これにより、同社製品「アロバビュークラウド」をベースとしたクラウド型録画サービスを「VisualStage Type-Basic」として提供する。
「VisualStage Type-Basic」は、ネットワークカメラの撮影映像を、クラウドで管理・再生できるサービス。二重鍵暗号化方式を採用し、万一データが漏えいしても復号化鍵がないと録画データを再生できないなど、セキュリティ対策にも配慮している。
今後は、大手中堅企業における画像解析・マーケティング分析を主な用途とするクラウドサービス、 金融機関や公共インフラにおける警備・監視を主な用途とするクラウドサービスなどを、順次投入していく計画だ。
キヤノンMJ、ネットワークカメラ事業を強化……クラウド録画などを提供へ
《冨岡晶@RBB TODAY》
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