「三菱東京UFJ銀行」を騙るフィッシングサイトを確認、不正メールに不自然な表現(フィッシング対策協議会) | ScanNetSecurity
2025.10.04(土)

「三菱東京UFJ銀行」を騙るフィッシングサイトを確認、不正メールに不自然な表現(フィッシング対策協議会)

 フィッシング対策協議会は28日、「三菱東京UFJ銀行」を騙るフィッシングサイト(偽サイト)が存在しているとして、注意喚起する文章を公開した。三菱東京UFJ銀行も注意を呼びかけている。

脆弱性と脅威 脅威動向
スパムメールの内容
スパムメールの内容 全 2 枚 拡大写真
 フィッシング対策協議会は28日、「三菱東京UFJ銀行」を騙るフィッシングサイト(偽サイト)が存在しているとして、注意喚起する文章を公開した。三菱東京UFJ銀行も注意を呼びかけている。

 それによると、三菱東京UFJ銀行を騙った不正メールが送信されているとのこと。7月28日12時の時点でフィッシングサイトは稼働中で、同協議会はJPCERTコーディネーションセンターに調査依頼済み。

 メールは、「重要なお知らせ」「三菱東京UFJ銀行より大切なお知らせです」といったタイトルで、利用者にアカウント情報の確認を呼びかける内容で、最終的に「http://bk.mufg.jp.●●●●.uno/ibg/dfw/APLIN/loginib/login.htm?_TRANID=AA000_001」「http://bk.mufg.jp.●●●●.work/ibg/dfw/APLIN/loginib/login.htm?_TRANID=AA000_001」などの偽サイトへ誘導する内容となっている。過去にも同種のスパムが流通したが、「こんにちは!」という文章でメールが始まっていたり、「システムが安全性の更新がされた」など不自然な表現が使われていたりするため、比較的気付きやすいと思われる。

 同協議会および三菱東京UFJ銀行では、このようなフィッシングサイトで、暗証番号、契約番号(ユーザーID)、パスワードなどを絶対に入力しないように注意を呼びかけている。誤ってアカウント情報を入力した場合には、三菱東京UFJ銀行のインターネットバンキング不正利用ご相談ダイアル(0120-111-082) に問い合わせのこと。

「三菱東京UFJ銀行」を騙る日本語スパム……不自然なメール内容

《冨岡晶@RBB TODAY》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

    業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

  2. ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

    ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

  3. 諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

    諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

  4. Microsoft が土壇場で譲歩 欧州 Windows 10 ユーザーだけに猶予措置

    Microsoft が土壇場で譲歩 欧州 Windows 10 ユーザーだけに猶予措置

  5. パソナの派遣社員が独立行政法人に関する情報を不正に持ち出し、削除の要請にも応じず

    パソナの派遣社員が独立行政法人に関する情報を不正に持ち出し、削除の要請にも応じず

ランキングをもっと見る
PageTop