Linuxルータを標的とする危険なトロイの木馬を発見、日本でも感染被害(Dr.WEB) | ScanNetSecurity
2026.06.12(金)

Linuxルータを標的とする危険なトロイの木馬を発見、日本でも感染被害(Dr.WEB)

Dr.WEBは、Linuxルータを標的とする危険なトロイの木馬「Linux.PNScan.1」を新たに発見したと発表した。

脆弱性と脅威 脅威動向
「Linux.PNScan.1」の感染分布
「Linux.PNScan.1」の感染分布 全 1 枚 拡大写真
株式会社Doctor Web Pacific(Dr.WEB)は8月4日、Linuxルータを標的とする危険なトロイの木馬「Linux.PNScan.1」を新たに発見したと発表した。これは同社のセキュリティリサーチャーが発見したもので、ARM、MIPS、PowerPCアーキテクチャを持つデバイスを感染させ、感染したデバイス上にまた別の危険なアプリケーションをダウンロードする。このトロイの木馬は、ウイルス開発者自身によって攻撃対象となるルータにインストールされていると考えられるという。

感染にはShellShockの脆弱性が悪用され、ルータのアーキテクチャ(ARM、MIPS、PowerPC)に応じたバックドアをダウンロード、インストールする悪意のあるスクリプトをアップロードする。最終的にサイバー犯罪者は、PHPMyAdminの管理コントロールパネルをハッキングし、このコントロールパネルを利用してリレーショナルデータベースやブルートフォース攻撃の認証を管理することで、さまざまなデバイスやサーバに対してSSHプロトコル経由で不正アクセスを行う。この悪意のあるプログラムによって1,439台のデバイスが感染し、そのうち649台についてはその地理的分布も明らかになっている。感染の多くは日本でも確認され、ドイツ、米国、および台湾においても多くの被害が出ているという。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. ディスクユニオンのウェブサイトで不審な認証画面が表示される事象

    ディスクユニオンのウェブサイトで不審な認証画面が表示される事象

  2. CAMPFIRE への不正アクセス、従業員が発行した GitHub 認証情報が個人開発で利用していたサーバ上に意図せずアップロードされ不正利用

    CAMPFIRE への不正アクセス、従業員が発行した GitHub 認証情報が個人開発で利用していたサーバ上に意図せずアップロードされ不正利用

  3. 委託会社の社員が業務用ノートパソコン 83 台盗難 ~ うち 3 台に市民の個人情報

    委託会社の社員が業務用ノートパソコン 83 台盗難 ~ うち 3 台に市民の個人情報

  4. DMARC 通過する独自ドメインフィッシング急増 ~ フィッシング対策協議会「フィッシングレポート2026」

    DMARC 通過する独自ドメインフィッシング急増 ~ フィッシング対策協議会「フィッシングレポート2026」

  5. 中学校でサポート詐欺被害、口座から 100 円と 999 万 9,999 円の送金

    中学校でサポート詐欺被害、口座から 100 円と 999 万 9,999 円の送金

ランキングをもっと見る
PageTop