Seagateが提供する無線LAN対応ストレージドライブに複数の脆弱性(JVN)
IPAおよびJPCERT/CCは、Seagateが提供する無線LAN対応ストレージドライブ「Seagate 36C wireless hard-drive」に複数の脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
「Seagate ファームウェアバージョン 2.2.0.005 および 2.3.0.014(2014年10月リリース)」には、認証情報(パスワード)がハードコードされている脆弱性(CVE-2015-2874)、リクエストの直接送信(Forced Browsing)の脆弱性(CVE-2015-2875)、危険なタイプのファイルの無制限アップロード(CVE-2015-2876)が存在する。これらの脆弱性が悪用されると、リモートの攻撃者によって、当該製品上の任意のファイルにアクセスされたり、root権限で操作される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとにファームウェアをアップデートするよう呼びかけている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》
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