犯罪インフラと問題視される「通信中継サービス」会社の役員を逮捕(ACCS) | ScanNetSecurity
2026.11.05(木)

犯罪インフラと問題視される「通信中継サービス」会社の役員を逮捕(ACCS)

ACCSによると、神奈川県警察、茨城県警察、広島県警察、福岡県警察の合同捜査本部は、権利者に無断で複製されたものであることを知りながらソフトの海賊版を入手して複製の上、業務で使用していた中国籍の男性2名を、著作権法違反の疑いで逮捕した。

インシデント・事故 インシデント・情報漏えい
社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)は2月17日、神奈川県警察、茨城県警察、広島県警察、福岡県警察の合同捜査本部(神奈川県厚木署)が2月16日、権利者に無断で複製されたものであることを知りながらコンピュータソフトウェアの海賊版を入手して複製の上、業務で使用していた中国籍の男性2名を、著作権法違反(複製権侵害並びに海賊版業務使用(みなし侵害))の疑いで逮捕したことを著作権侵害事件として発表した。

いずれも中国籍の東京都江東区の会社役員男性A(32歳)、東京都台東区の会社役員男性B(33歳)は共謀の上、2015年2月22日頃および同年3月4日頃、マイクロソフトコーポレーションが著作権を有する「Microsoft Windows Server 2008 R2 Standard Edition 64bit」(中国語版)を、中継サーバのハードディスクに権利者に無断で記録・蔵置することにより複製し、その後、男性Aは同年9月13日頃から同年11月5日頃までの間、無断複製されたものであることを知りながら業務で使用していた。

男性Aは、中国からの通信を中継するサーバを設置して「通信中継サービス」等の電気通信事業を行っていた。この通信中継サービスは、国外から日本国内へのアクセスポイントとして有償で国外のユーザに提供されるもので、不正アクセスや不正送金等の犯罪行為に利用されることも多く、「犯罪インフラ」として問題視されている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

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