「ImageMagick」にOSコマンドを実行される脆弱性(JPCERT/CC)
JPCERT/CCは、「ImageMagick」の脆弱性(CVE-2016-3714)に関する注意喚起を発表した。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
本脆弱性を悪用するコンテンツをImageMagickで開いた場合、任意のOSコマンドが実行される可能性がある。開発元であるImageMagick Studio LLCでは本脆弱性を修正したバージョン(6 系列 6.9.3-10、7 系列 7.0.1-1)を公開しており、JPCERT/CCでは同バージョンでは本脆弱性に対する実証コードが動作しないことを確認している。JPCERT/CCでは、最新バージョンへの更新に加え、設定ファイルでの対策も合わせて行うよう呼びかけている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》