サイバーセキュリティ人材育成のための「富士通スペシャリスト育成研究部門」を設置(九州大学、富士通) | ScanNetSecurity
2024.03.29(金)

サイバーセキュリティ人材育成のための「富士通スペシャリスト育成研究部門」を設置(九州大学、富士通)

 九州大学は6月1日、富士通からの寄附により、サイバーセキュリティ人材育成のための「富士通スペシャリスト育成研究部門」(寄附研究部門)を設置した。また、10月にサイバーセキュリティに関する専門的な講義を開講予定。

製品・サービス・業界動向 業界動向
九州大学
九州大学 全 2 枚 拡大写真
 九州大学は6月1日、富士通からの寄附により、サイバーセキュリティ人材育成のための「富士通スペシャリスト育成研究部門」(寄附研究部門)を設置した。また、10月にサイバーセキュリティに関する専門的な講義を開講予定。

 グローバル規模で増加するサイバー攻撃の脅威に対応するため、サイバーセキュリティに精通した人材の育成が急務となっている。九州大学は、2014年12月1日にサイバーセキュリティセンターを設置し、サイバーセキュリティ対策の強化に向けた教育・研究に積極的に取り組んでいる。

 このたび九州大学は、富士通からの寄附による寄附研究部門として「富士通スペシャリスト育成研究部門」を2016年6月より2018年3月まで設置。セキュリティ人材の育成を行っていくための環境整備を推進していく。具体的には、人工知能を応用したサイバー攻撃検知といった先端技術を学ぶ講義や演習コースなどを研究開発する。

 10月には、「富士通スペシャリスト育成研究部門」によるサイバーセキュリティに関する専門的な講義を開講予定。そこでは、サイバーセキュリティ教育の導入や、スペシャリスト育成のための研究を継続的に行う。そして、同研究部門で開発した教育コースや手法をグローバルスタンダードへと発展させ、より安心・安全な社会の構築に寄与することを目指す。

富士通、九大にサイバーセキュリティ人材育成研究部門を設置

《工藤めぐみ@リセマム》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 富士通の複数の業務パソコンにマルウェア、個人情報を含むファイルを不正に持ち出せる状態に

    富士通の複数の業務パソコンにマルウェア、個人情報を含むファイルを不正に持ち出せる状態に

  2. ランサムウェアに身代金を支払う傾向の強い組織の構造が明らかに

    ランサムウェアに身代金を支払う傾向の強い組織の構造が明らかに

  3. プロ e スポーツ選手のアカウントにハッキング

    プロ e スポーツ選手のアカウントにハッキング

  4. 日東製網へのランサムウェア攻撃、約 1 ヶ月で全システム復旧

    日東製網へのランサムウェア攻撃、約 1 ヶ月で全システム復旧

  5. 総務省「無線LANセキュリティガイドライン」更新、自宅と公衆に分冊

    総務省「無線LANセキュリティガイドライン」更新、自宅と公衆に分冊

  6. 脆弱性診断の新たな選択肢「ちょうどいいレベルの診断」を AeyeScan活用でサービス化 ~ NTTデータ先端技術

    脆弱性診断の新たな選択肢「ちょうどいいレベルの診断」を AeyeScan活用でサービス化 ~ NTTデータ先端技術PR

  7. 時給7,500円 ~ 総務省、非常勤サイバーセキュリティ人材募集 月2時間 霞が関勤務

    時給7,500円 ~ 総務省、非常勤サイバーセキュリティ人材募集 月2時間 霞が関勤務

  8. 早稲田スポーツ新聞会のホームページがウイルス感染、意図せずファイルがダウンロードされる被害

    早稲田スポーツ新聞会のホームページがウイルス感染、意図せずファイルがダウンロードされる被害

  9. Meta 社へ申請するも復旧困難と判断、乗っ取り被害の「池袋エリアプラットフォーム」の Facebook ページ削除

    Meta 社へ申請するも復旧困難と判断、乗っ取り被害の「池袋エリアプラットフォーム」の Facebook ページ削除

  10. Jenkins に任意のファイルの読み取りが可能となるコマンドラインインターフェース機能におけるアクセス制御不備の脆弱性(Scan Tech Report)

    Jenkins に任意のファイルの読み取りが可能となるコマンドラインインターフェース機能におけるアクセス制御不備の脆弱性(Scan Tech Report)

ランキングをもっと見る