細工されたPDFにより、サーバ上のセンシティブな情報を窃取される可能性(JVN) | ScanNetSecurity
2026.03.26(木)

細工されたPDFにより、サーバ上のセンシティブな情報を窃取される可能性(JVN)

IPAおよびJPCERT/CCは、細工されたPDFによる情報詐取について「JVN」において注意喚起を発表した。

脆弱性と脅威 脅威動向
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は11月14日、細工されたPDFによる情報詐取について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」において注意喚起を発表した。PDFファイルにFormCalc言語で書かれたスクリプトを埋め込むことで、そのPDFファイルがホストされているサーバと同一オリジン上の任意のコンテンツを取得することが可能となる。

ユーザによる任意のPDFファイルのアップロードを許可するWebアプリケーションやサービスにおいて、この動作を攻撃者に悪用された場合、サーバ上のセンシティブな情報を窃取される可能性がある。問題が発生するサーバとクライアントの組み合わせは、ユーザによるPDFのアップロードを許可し、アップロードされたPDFを同一オリジンに格納するサーバと、Adobe PDF Pluginを有効にした IE11 もしくは Firefoxのクライアント。

JVNでは対策として、ユーザ側においてはWebブラウザ(IE11、FireFox)のAdobe PDFプラグインを無効にすること、サーバ側においてはPDFコンテンツを別のサンドボックス・ドメイン上に格納することを挙げている。なお、攻撃者がPDFを埋め込んだ場合、HTTP レスポンスヘッダに Content-Disposition: attachment を付与しても無視されるため、有効な対策にはならないとしている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. IPアドレス順 無差別攻撃の可能性 ~ 47CLUB へのランサムウェア攻撃

    IPアドレス順 無差別攻撃の可能性 ~ 47CLUB へのランサムウェア攻撃

  2. データの意図しない削除が発生し不正アクセスの可能性を公表 → プログラムの誤作動が原因であることが判明

    データの意図しない削除が発生し不正アクセスの可能性を公表 → プログラムの誤作動が原因であることが判明

  3. NHKでメール誤送信、計32,940人のメールアドレスが流出

    NHKでメール誤送信、計32,940人のメールアドレスが流出

  4. 河西工業 連結子会社へのサイバー攻撃、業務停止に至る被害は確認されず

    河西工業 連結子会社へのサイバー攻撃、業務停止に至る被害は確認されず

  5. 個人情報の漏えいがなかったことが判明 ~ 国立国会図書館 開発中システム 再委託先への不正アクセス

    個人情報の漏えいがなかったことが判明 ~ 国立国会図書館 開発中システム 再委託先への不正アクセス

ランキングをもっと見る
PageTop