ゲーム形式の対サイバー演習のオンライン版を提供開始(カスペルスキー)
Kaspersky Labは、ゲーム形式の対サイバー演習「Kaspersky Interactive Protection Simulation(KIPS)」のオンライン版「KIPS Online」を提供開始する。
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参加者はグループに分かれ、条件や指示が書かれた複数枚のカードと決められた予算、作業時間を有効に使い、発生するインシデントに対応しつつ5週間という仮想期間内での生産高を競い合う。ゲーム終了後には、どのような対策が適切だったのか、また攻撃者のシナリオと各グループの打ち手を比べながら、参加者全員がゲーム上で発生した事象に対する考察と理解を深めることができる。実施に必要な時間は約2時間。
KIPS Onlineは、これまでの集合型のKIPSと同等の演習をインターネット上で実施できるようにしたもの。サービス提供前にKIPS Onlineトーナメントを開催しており、40カ国から合計270チームが参加、数百人の同時参加を実証した。現在、「浄水場(浄水プラント)」「発電所(複合型ガスタービン発電プラント)」「企業(一般的な業務用ITシステム)」「自治体(ウェブポータル)」の4種類の演習を日本語で用意しており、KIPS、KIPS Onlineの両方で利用できる。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》
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