「WBCE CMS」に複数の脆弱性、アップデートを呼びかけ(JVN)
IPAおよびJPCERT/CCは、WBCE Teamが提供するオープンソースのコンテンツ管理システム(CMS)である「WBCE CMS」に複数の脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
「WBCE CMS 1.1.10 およびそれ以前」には、クロスサイトスクリプティング(CVE-2017-2118)、ディレクトリトラバーサル(CVE-2017-2119)、SQLインジェクション(CVE-2017-2120)の脆弱性が存在する。これらの脆弱性により、ユーザのWebブラウザ上で任意のスクリプトを実行されたり、サーバ上の任意のファイルにアクセスされたり、当該製品に管理者としてログイン可能なユーザによって、任意のSQL文を実行されるといった影響を受ける可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》