アイ・オー・データ製の無線LANルータにOSコマンド実行の複数の脆弱性(JVN)
IPAおよびJPCERT/CCは、アイ・オー・データ機器が提供する無線LANルータに、複数の脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
「WN-G300R3 ファームウェア Ver.1.03 およびそれ以前」には、OSコマンドインジェクション(CVE-2017-2141)、スタックベースのバッファオーバーフロー(CVE-2017-2142)の脆弱性が存在する。これらの脆弱性により、当該製品の管理画面にアクセス可能なユーザや、当該製品にアクセス可能な第三者によって、任意のOSコマンドを実行される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに、ファームウェアを最新版にアップデートするよう呼びかけている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》