届出された脆弱性の影響、「任意のコマンドの実行」が最多--四半期レポート(IPA) | ScanNetSecurity
2026.04.23(木)

届出された脆弱性の影響、「任意のコマンドの実行」が最多--四半期レポート(IPA)

IPAは、2017年第1四半期(1月から3月)における「ソフトウェア等の脆弱性関連情報に関する届出状況」を発表した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
脆弱性の届出件数の四半期ごとの推移
脆弱性の届出件数の四半期ごとの推移 全 3 枚 拡大写真
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)は4月26日、2017年第1四半期(1月から3月)における「ソフトウェア等の脆弱性関連情報に関する届出状況」を発表した。これによると、同四半期のIPAへの脆弱性関連情報の届出件数は、ソフトウェア製品に関するもの88件、Webサイト(Webアプリケーション)に関するもの57件の合計145件であった。届出受付開始(2004年7月8日)からの累計は、ソフトウェア製品に関するもの3,520件、Webサイトに関するもの9,541件の合計13,061件となっており、Webサイトに関する届出が引き続き全体の約7割を占めた。

同四半期にJVNで公表したソフトウェア製品の件数は47件(累計1,429件)で、このうち4件は製品開発者による自社製品の脆弱性の届出であった。また、修正完了したWebサイトの件数は105件(累計6,984件)で、これらは届出を受け、IPAがWebサイト運営者に通知を行い、今四半期に修正を完了したもの。修正を完了した105件のうち、Webアプリケーションを修正したものは97件(92%)、当該ページを削除したものは8件(8%)、運用で回避したものは12件(26%)であった。

届出された脆弱性の原因では、「その他実装上の不備(46件)」がもっとも多く、「Webアプリケーションの脆弱性(32件)」「アクセス制御の不備(5件)」と続いた。届出された脆弱性がもたらす影響では、「任意のコマンドの実行(41件)」がもっとも多く、「任意のスクリプトの実行(14件)」「アクセス制限の回避(12件)」という順になっている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 受託業務で受領したデータの様式を同意なく別業務へ流用、非表示設定となっていたワークシート内に顧客情報が残存

    受託業務で受領したデータの様式を同意なく別業務へ流用、非表示設定となっていたワークシート内に顧客情報が残存

  2. おたクラブ大阪店で顧客から預かったUSBメモリを一時紛失(いこい)

    おたクラブ大阪店で顧客から預かったUSBメモリを一時紛失(いこい)

  3. セキュリティチェックリストの最適化とは ~ NEC 解説

    セキュリティチェックリストの最適化とは ~ NEC 解説

  4. YCC情報システムへのランサムウェア攻撃、山形県が業務を委託

    YCC情報システムへのランサムウェア攻撃、山形県が業務を委託

  5. 村田製作所への不正アクセス 第2報 ~ 顧客・取引先・従業員の個人情報不正取得を確認

    村田製作所への不正アクセス 第2報 ~ 顧客・取引先・従業員の個人情報不正取得を確認

ランキングをもっと見る
PageTop