「定量的プロジェクト管理ツール(EPM-X)」に複数の脆弱性(JVN)
IPAおよびJPCERT/CCは、IPAが提供する「定量的プロジェクト管理ツール(EPM-X)」に複数の脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
EPM-Xのインストーラには、任意のDLL読み込みに関する脆弱性(CVE-2017-2175)が存在する。またEPM-Xには、反射型(CVE-2017-2174)、および格納型(CVE-2017-2173)のクロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在する。これらの脆弱性が悪用されると、インストーラを実行している権限で任意のコードを実行されたり、当該製品を使用しているユーザのWebブラウザ上で任意のスクリプトを実行される可能性がある。
JVNでは、同製品の開発およびサポートはすでに終了しているため、同製品を使用しないよう呼びかけている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》