AWS 設定ミスでウォールストリートジャーナル購読者情報他 220 万件流出(The Register) | ScanNetSecurity
2026.08.04(火)

AWS 設定ミスでウォールストリートジャーナル購読者情報他 220 万件流出(The Register)

これはまさに個人情報の宝庫であり、「全世界にわたる金融業界の重要人物が網羅」された、実際のリスク管理上もコンプライアンス上も問題がある、始末に悪い顧客情報の流出事件となった。

国際 TheRegister
ダウ・ジョーンズは、さまざまな社内データベース (たとえばウオールストリートジャーナルの購読者名簿など) をクラウド上で収集し管理する際に必要な、適切なセキュリティ管理を怠ったまま、ベライゾンにサービスを提供した。

そして個人情報が流出したことを、UpGuard 社のクリス・ヴィッキーがこの記事で明るみに出している。

この情報流失の経緯は、ありがちで単純明快なものだ。担当者の誰かが、「関係者にのみ公開」(semi-public access) に設定されているクラウド上のレポジトリー (収納場所) にデータベースを誤って置いたため、「本来保護されるべき、数百万名に上る同社顧客の個人情報ならびに経済的状況」が人目にさらされたのだ。

この記事によれば、「ダウ・ジョーンズは顧客220万名分が影響を受けたことを認めたが、アップガード社の推計によれば、流出したアカウントの数は400万近くに上る」という。

このレポジトリーはAWSのS3バケットの一部だが、その個人情報保護の設定が間違っていた。担当者は認定ユーザーのみが利用できる設定をしたつもりだったのだろうが、ダウ・ジョーンズ社関連のアカウントの保有者だけではなく、すべてのAWS認定ユーザーへの公開になったことには気が付いていなかったようだ。

《The Register誌特約記事》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. Linuxカーネルに存在する脆弱性「CVE-2026-43456」をGMOイエラエが発見

    Linuxカーネルに存在する脆弱性「CVE-2026-43456」をGMOイエラエが発見

  2. ハッキングカンファレンス DEF CON、Meta式「変態メガネ」全面禁止(度付きもNG)広がるスマートグラス締め出し

    ハッキングカンファレンス DEF CON、Meta式「変態メガネ」全面禁止(度付きもNG)広がるスマートグラス締め出し

  3. 停職処分 ~ 消防士長31歳が不正アクセスし人事関連内部情報閲覧

    停職処分 ~ 消防士長31歳が不正アクセスし人事関連内部情報閲覧

  4. 海外貨物検査と契約する有機JAS認証審査員がサポート詐欺被害

    海外貨物検査と契約する有機JAS認証審査員がサポート詐欺被害

  5. 金子農機にランサムウェア攻撃、サーバに保存していた各種業務データへの不正アクセスを確認

    金子農機にランサムウェア攻撃、サーバに保存していた各種業務データへの不正アクセスを確認

ランキングをもっと見る
PageTop