AI の弱点をつく攻撃と AI のサイバー攻撃活用 | ScanNetSecurity
2024.05.27(月)

AI の弱点をつく攻撃と AI のサイバー攻撃活用

昨年あたりからマルウェア検知、トラフィック監視・ログ監視にAI、すなわち機械学習やディープラーニング(DL)を使ったセキュリティソリューションが話題になっている。しかし、攻撃側がそれを静観しているという保障はどこにもない。

研修・セミナー・カンファレンス セミナー・イベント
AIの盲点とAI対AIによるセキュリティの攻防(Blackhat USA 2017)
AIの盲点とAI対AIによるセキュリティの攻防(Blackhat USA 2017) 全 13 枚 拡大写真
ここ数年マルウェア検知、トラフィック監視・ログ監視に、AI、すなわち機械学習やディープラーニング(DL)を使ったセキュリティソリューションが話題になっている。しかし、攻撃側がそれを静観しているという保障はどこにもない。攻撃側もAIを駆使した攻撃を仕掛けてきても何ら不思議はない。

セキュリティ対策において統計や機械学習の応用はじつは新しいものではない。古くは初期のスパムフィルターは統計学的手法や機械学習を利用していた。ふるまい検知にも機械学習を利用したソリューションが存在している。これに対して、攻撃側が機械学習やDLを直接利用したという事例はあまり聞かない。

AIの利活用は攻撃側より防御側のほうが先行しているといえそうだが、その時代は終わろうとしている。防御側がAIによって未知のマルウェアの対策をしてくるなら、その対抗として攻撃者がAIを使わない理由はない。

今夏米ラスベガスで開催されたBlackhatでもAIを利用した攻撃に関する発表をいくつか行われた。このうち、防御側AIの弱点、攻撃側AIのアイデアに関する発表を2つ取り上げてみたい。

  1. 1
  2. 2
  3. 続きを読む

《中尾 真二》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 「mixi」に不正ログイン、個人データが第三者に漏えいしたおそれ

    「mixi」に不正ログイン、個人データが第三者に漏えいしたおそれ

  2. 岡山県精神科医療センターにランサムウェア攻撃、電子カルテのシステムで不具合

    岡山県精神科医療センターにランサムウェア攻撃、電子カルテのシステムで不具合

  3. 半数の中小企業経営者、セキュリティ対策の必要性「感じたことがない」

    半数の中小企業経営者、セキュリティ対策の必要性「感じたことがない」

  4. 2 時間後に気づいたサポート詐欺 ~ 大東文化大学 非常勤講師 PC に不正アクセス

    2 時間後に気づいたサポート詐欺 ~ 大東文化大学 非常勤講師 PC に不正アクセス

  5. インテンス運営「fofo」に不正アクセス、15,198 件のカード情報が漏えい

    インテンス運営「fofo」に不正アクセス、15,198 件のカード情報が漏えい

  6. 2023年にネットバンキングの不正送金が急増した理由

    2023年にネットバンキングの不正送金が急増した理由

  7. メール誤送信後に隠蔽を行った25歳職員を懲戒処分(川崎市)

    メール誤送信後に隠蔽を行った25歳職員を懲戒処分(川崎市)

  8. 日経225企業 9割 DMARC導入も「quarantine」「reject」設定は 26.8%、ワンクリック購読解除利用率は 77.7%

    日経225企業 9割 DMARC導入も「quarantine」「reject」設定は 26.8%、ワンクリック購読解除利用率は 77.7%

  9. Proofpoint Blog 37回「RSAカンファレンス2024:現地レポート」

    Proofpoint Blog 37回「RSAカンファレンス2024:現地レポート」

  10. 攻撃者のあの手この手、リアルな攻撃&リアルな現状を知る専門家が警鐘を鳴らす ~ JPAAWG 6th General Meeting レポート

    攻撃者のあの手この手、リアルな攻撃&リアルな現状を知る専門家が警鐘を鳴らす ~ JPAAWG 6th General Meeting レポート

ランキングをもっと見る