WPA2の脆弱性「KRACKs」に注意喚起、通信を盗聴される可能性(JVN)
IPAは、「WPA2 における複数の脆弱性について」とする注意喚起を発表した。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
この脆弱性が悪用されると、無線LANの通信範囲に存在する第三者により、WPA2通信の盗聴が行われる可能性がある。ただし、この脆弱性によりHTTPSの通信が復号されることはないとしている。現時点では、攻撃コードおよび攻撃被害は確認されていないが、今後攻撃が発生する可能性があるとして、各製品開発者からの情報に基づき、ソフトウェアのアップデートの適用を行うなどの対策を検討するよう呼びかけている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》