[セキュリティホットトピック] 人類史上最大の盗難額580億円相当が盗み出された仮想通貨のメリットと危険性 | ScanNetSecurity
2026.06.13(土)

[セキュリティホットトピック] 人類史上最大の盗難額580億円相当が盗み出された仮想通貨のメリットと危険性

「仮想通貨」は、“デジタル時代の通貨”として、ここ数年注目されている存在ですが、今年に入って大きな転換点を迎えました。代表的な仮想通貨の1つである「NEM」の巨額盗難事件が発生したためです。

特集 コラム
「仮想通貨」(別称:暗号通貨)は、“デジタル時代の通貨”として、ここ数年注目されている存在ですが、今年に入って大きな転換点を迎えました。代表的な仮想通貨の1つである「NEM」の巨額盗難事件が発生したためです。

仮想通貨は、1990年代にベースになる理論や技術が考案されました。オンラインバンキングや電子マネー、プリペイドカードと歩調を揃えつつじょじょに普及し、2000年代になってさまざまな通貨が登場しました。現在では、「Bitcoin(ビットコイン、BTC)」「NEM(ネム)」「Ethereum(イーサリアム)」「Monacoin(モナコイン)」「Monero(モネロ)」など、700種類以上の仮想通貨が登場しています。日本国内でも2010年代に入ってから、利用されるシーンが目立つようになりました。

仮想通貨は、“通常の通貨・貨幣と同じように、デジタル上で金銭を扱えるようにするもの”です。それだけだと電子マネーとの違いがわかりにくいのですが、「電子マネーは、国家・企業・自治体などが発行する=換金・流通できることを保証する(いままでの通貨の置き換え)」であるのに対し、「仮想通貨は、発行元に当たる国家・企業・自治体が存在しない(まったく新しい通貨を発行する)」という違いがあります。そうすると、“価値や流通は、どう保証するのか”という疑問が発生しますが、仮想通貨はこれを、「ブロックチェーン」(P2Pネットワーク)によって管理・相互チェックすることで、保証します。デジタルネットワークを誰でも使える環境になった現代だからこそ、ユーザ同士がブロックチェーンを保持して仮想通貨を成立させることが可能になったわけです。

《冨岡 晶( Akira Tomioka )》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 日本大学文理学部のウェブサイトが改ざん被害、カジノサイトを模した不正な画面が表示

    日本大学文理学部のウェブサイトが改ざん被害、カジノサイトを模した不正な画面が表示

  2. CAMPFIRE への不正アクセス、従業員が発行した GitHub 認証情報が個人開発で利用していたサーバ上に意図せずアップロードされ不正利用

    CAMPFIRE への不正アクセス、従業員が発行した GitHub 認証情報が個人開発で利用していたサーバ上に意図せずアップロードされ不正利用

  3. SOC サービスの実態に迫る:株式会社SHIFT SECURITY と株式会社クラフ、新たな監視サービスへの挑戦

    SOC サービスの実態に迫る:株式会社SHIFT SECURITY と株式会社クラフ、新たな監視サービスへの挑戦PR

  4. 中学校でサポート詐欺被害、口座から 100 円と 999 万 9,999 円の送金

    中学校でサポート詐欺被害、口座から 100 円と 999 万 9,999 円の送金

  5. ビジュアルアーツに不正アクセス、発売前ゲームのマスターデータが海外Webサイトにアップロード

    ビジュアルアーツに不正アクセス、発売前ゲームのマスターデータが海外Webサイトにアップロード

ランキングをもっと見る
PageTop