マルチクラウド環境などでの「IDベース」セキュリティ対策で協業(ラック、HashiCorp) | ScanNetSecurity
2026.10.04(日)

マルチクラウド環境などでの「IDベース」セキュリティ対策で協業(ラック、HashiCorp)

ラックとHashiCorpは、デジタルトランスフォーメーションを加速する企業に対し、認証・認可情報管理ソリューションの普及を目指した協業を開始した。

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Vaultが機密情報をユーザ(ID管理者)に代わり一元管理して生成(イメージ)
Vaultが機密情報をユーザ(ID管理者)に代わり一元管理して生成(イメージ) 全 1 枚 拡大写真
株式会社ラックとHashiCorp Japan株式会社(HashiCorp)は8月7日、デジタルトランスフォーメーションを加速する企業に対し、認証・認可情報(シークレット:クレデンシャル情報とも言う)管理ソリューションの普及を目指した協業を同日より開始したと発表した。HashiCorpは、マルチクラウド環境における「IDベース」のセキュリティ対策として、シークレット情報を自動的に保護・管理できる「Vault(ヴォルト)」を開発し提供している。

「IDベース」のセキュリティ対策は、一般的なネットワークやサーバに対する「IPベース」と異なり、マルチクラウド環境など複雑なクラウド連携を行う場合に重視すべきもの。Vaultは、一時的にシステムにアクセスできるID、パスワードをユーザに代わり自動生成し、IDに対して有効期限を設定し自動廃止や使用期限の延長および手動廃止をする「動的管理」が可能な製品。ラックは、HashiCorpのDevOpsへの積極的な技術支援に共感し、またセキュアなシステム開発と運用を実現するDevSecOpsの普及を目指すためにパートナーシップを締結したとしている。

Vaultには動的管理のほか、機密情報の一元管理やシークレット情報の暗号化、ACL(アクセスコントロールリスト)の定義によるシークレット情報およびシステムへのアクセス権の制御、ログによる監査対応などの機能を搭載する。ラックは、マルチクラウド環境におけるシークレット情報の管理ソリューションにより、デジタルトランスフォーメーションを進める企業に対して、安全なシステム開発およびシステム運用の実現を支援していくとしている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

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