顧客情報が記載された伝票綴29冊を紛失、誤廃棄の可能性(豊和銀行) | ScanNetSecurity
2024.04.16(火)

顧客情報が記載された伝票綴29冊を紛失、誤廃棄の可能性(豊和銀行)

株式会社豊和銀行は9月25日、顧客情報が記載された帳票の紛失が判明したと発表した。

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株式会社豊和銀行は9月25日、顧客情報が記載された帳票の紛失が判明したと発表した。

これは8月22日に、同行鶴崎南支店にて伝票綴を本部倉庫へ移送するための準備を行っている際に、伝票綴29冊を収納したダンボール箱1箱の紛失が判明したというもので、調査の結果、当該伝票綴の入ったダンボール箱は、2013年8月16日の定例廃棄作業の際に、本来廃棄すべきであったダンボール箱1箱と取り違えて誤廃棄された可能性が高く、同支店では当時、廃棄予定であったダンボール箱1箱が発見されているとのこと。

紛失したのは、2012年11月30日から2013年1月17日(29営業日分)の取引に関する入出金伝票や為替伝票等の各種伝票を綴った伝票綴29冊(取引件数10,397件)で、氏名、住所、生年月日、電話番号、口座番号、性別、印影、勤務先、取引金額等が記載されていた。

当該伝票綴は、誤廃棄された可能性が高いため外部への流出の懸念および二次被害の可能性は極めて低く、現在までに顧客情報が不正利用されたとの連絡や問合せはない。

同行では今後、情報の厳格な管理を全職員に徹底し再発防止に努めるとのこと。

《ScanNetSecurity》

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