Oracleが複数製品のパッチアップデート公開(JPCERT/CC、IPA) | ScanNetSecurity
2025.10.05(日)

Oracleが複数製品のパッチアップデート公開(JPCERT/CC、IPA)

Oracle社のクリティカルパッチアップデートを受け、JPCERT/CCは「2019年 10月 Oracle 製品のクリティカルパッチアップデートに関する注意喚起」を、IPAは「Oracle Java の脆弱性対策について(CVE-2019-2949等)」を発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は10月16日、「2019年 10月 Oracle 製品のクリティカルパッチアップデートに関する注意喚起」を発表した。独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)も、「Oracle Java の脆弱性対策について(CVE-2019-2949等)」を発表している。これはOracle社が複数の製品に対するクリティカルパッチアップデートに関する情報を公開したことを受けたもの。

対象となるバージョンは次の通り。

・Java SE JDK/JRE 11.0.4
・Java SE JDK/JRE 13
・Oracle Database Server 11.2.0.4
・Oracle Database Server 12.1.0.2
・Oracle Database Server 12.2.0.1
・Oracle Database Server 18c
・Oracle Database Server 19c
・Oracle WebLogic Server 10.3.6.0.0
・Oracle WebLogic Server 12.1.3.0.0
・Oracle WebLogic Server 12.2.1.3.0

Oracleでは、それぞれの製品に対して、修正済みソフトウエアを公開している。なお、製品をアップデートした場合、対象製品を利用する他のアプリケーションが正常に動作しなくなる可能性があるため、利用するアプリケーションへの影響を考慮した上で更新するよう呼びかけている。また、PCにJava JREがプリインストールされている場合や、サーバで使用するソフトウエア製品に、WebLogic Serverを使用している場合もある。利用中のPCやサーバに対象となる製品が含まれていないかについても、確認すべきとしている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

    ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

  2. 諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

    諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

  3. 業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

    業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

  4. 日本語2バイト文字の防壁が消失 日本プルーフポイント 増田幸美が考える「最も狙われる日本に必要な守りの再定義」

    日本語2バイト文字の防壁が消失 日本プルーフポイント 増田幸美が考える「最も狙われる日本に必要な守りの再定義」PR

  5. 未知の脆弱性を 15 個発見 ~ GMO Flatt Security の RyotaK 氏「Meta Bug Bounty Researcher Conference 2025」で世界 1 位

    未知の脆弱性を 15 個発見 ~ GMO Flatt Security の RyotaK 氏「Meta Bug Bounty Researcher Conference 2025」で世界 1 位

ランキングをもっと見る
PageTop