生徒2名の調査書を取り違えて誤配布、出願先の専門学校から指摘あり発覚(大阪府) | ScanNetSecurity
2024.05.08(水)

生徒2名の調査書を取り違えて誤配布、出願先の専門学校から指摘あり発覚(大阪府)

大阪府は10月18日、府立東百舌鳥高等学校にて個人情報を記載した書類の誤配付が発生したと発表した。

インシデント・事故 インシデント・情報漏えい
トップページ
トップページ 全 2 枚 拡大写真
大阪府は10月18日、府立東百舌鳥高等学校にて個人情報を記載した書類の誤配付が発生したと発表した。

これは9月30日に、同校の教員が生徒2名の専門学校出願書類に必要な調査書を発行し、それぞれの名前を記載した封筒に調査書を封入し生徒A・Bに渡し、生徒Aは厳封された調査書を含め出願書類を志望先専門学校に郵送したところ、10月4日に生徒Aが出願した専門学校から送付された調査書が異なっている旨の連絡が学校にあり、生徒Aに生徒Bの調査書を誤配付したことが判明したというもの。調査書を封入する際に、複数の職員で宛名と封入物の確認を行わなかった。

誤配付した生徒の調査書には氏名、生年月日、現住所、各教科・科目等の学習の記録、出欠の記録、特別活動の記録等が記載されていた。

同校では10月4日に、教員が専門学校に謝罪し調査書を差し替えるとともに、10月7日には出願前の生徒Bに事情説明を行い生徒Aの調査書を回収し調査書を再発行した。

同校では10月7日に生徒Aの保護者に、9日には生徒Bの保護者に経緯の説明と謝罪を行った。

同校では今後、個人情報を含む書類の配付等を行う場合は、必ず複数の教職員で宛名と封入物の確認を徹底し再発防止に努めるとのこと。

《ScanNetSecurity》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 護衛艦いなづまの艦長、資格のない隊員を特定秘密取扱職員に指名し懲戒処分

    護衛艦いなづまの艦長、資格のない隊員を特定秘密取扱職員に指名し懲戒処分

  2. ランサムウェア被害の原因はスターティア社の UTM テストアカウント削除忘れ

    ランサムウェア被害の原因はスターティア社の UTM テストアカウント削除忘れ

  3. 「意識を高揚させよう」と思い特定秘密の情報を知るべき立場にない隊員に特定秘密の情報を漏らす、懲戒処分に

    「意識を高揚させよう」と思い特定秘密の情報を知るべき立場にない隊員に特定秘密の情報を漏らす、懲戒処分に

  4. メディキットホームページに不正アクセス、閲覧障害に

    メディキットホームページに不正アクセス、閲覧障害に

  5. 日本は悪意ある内部犯行による漏えいが 12 ヶ国中最小、プルーフポイント「Data Loss Landscape 2024(情報漏えいの全容)」日本語版

    日本は悪意ある内部犯行による漏えいが 12 ヶ国中最小、プルーフポイント「Data Loss Landscape 2024(情報漏えいの全容)」日本語版

  6. モリサワ他と損害賠償金4,500万円支払で調停成立~フォント不正コピーの印刷会社

    モリサワ他と損害賠償金4,500万円支払で調停成立~フォント不正コピーの印刷会社

  7. 今日もどこかで情報漏えい 第23回「2024年3月の情報漏えい」なめるなという決意 ここまでやるという矜恃

    今日もどこかで情報漏えい 第23回「2024年3月の情報漏えい」なめるなという決意 ここまでやるという矜恃

  8. 信和へのランサムウェア攻撃で窃取された情報、ロックビット摘発を受けてリークサイトが閉鎖

    信和へのランサムウェア攻撃で窃取された情報、ロックビット摘発を受けてリークサイトが閉鎖

  9. 「ジャンクガン」下流サイバー犯罪者が見るランサムウェアギャングの夢

    「ジャンクガン」下流サイバー犯罪者が見るランサムウェアギャングの夢

  10. セガ フェイブが利用するメールシステムに不正アクセス、フェニックスリゾートが保有する個人情報が流出した可能性

    セガ フェイブが利用するメールシステムに不正アクセス、フェニックスリゾートが保有する個人情報が流出した可能性

ランキングをもっと見る