顔写真用いたバイパス対策、顔認証にAI利用の「まばたき」検知機能(両備システムズ) | ScanNetSecurity
2024.03.29(金)

顔写真用いたバイパス対策、顔認証にAI利用の「まばたき」検知機能(両備システムズ)

両備システムズは、多要素認証、シングルサインオンに対応した認証セキュリティソリューション「ARCACLAVIS Ways(アルカクラヴィス ウェイズ)」の最新バージョン6.6を開発し、7月より提供を開始すると発表した。

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「ARCACLAVIS Ways(アルカクラヴィス ウェイズ)」のイメージ
「ARCACLAVIS Ways(アルカクラヴィス ウェイズ)」のイメージ 全 1 枚 拡大写真
株式会社両備システムズは7月8日、多要素認証、シングルサインオンに対応した認証セキュリティソリューション「ARCACLAVIS Ways(アルカクラヴィス ウェイズ)」の最新バージョン6.6を開発し、7月より提供を開始すると発表した。同ソリューションは、パスワードだけの認証を、「顔認証+パスワード」「ICカード+パスワード」などの多要素認証に強化することで、なりすましによる不正利用や、情報漏えいを防止するもの。

新バージョンでは、顔認証の追加機能として、AIを利用しユーザの「まばたき」を検知する機能を追加した。これにより、別人の顔写真を使った不正な顔認証突破を防止する。ユーザはカメラに向かって「まばたき」をするだけで効率を低下させない。顔認証、ICカード認証はハイパーバイザー上のWindows10へのログインやロック解除にも対応した。また、業務端末を利用する時にマイナンバーカードをかざして、ログインやロック解除の多要素認証を行うことが可能となっている。

《ScanNetSecurity》

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