映像機器取扱ECサイトに不正アクセス、最大3,812件のカード情報流出の可能性 | ScanNetSecurity
2025.12.09(火)

映像機器取扱ECサイトに不正アクセス、最大3,812件のカード情報流出の可能性

映像機器や音響機器、ドローンを扱う株式会社システムファイブは1月26日、同社が運営する「システムファイブ オンラインショップ」に第三者からの不正アクセスがあり、顧客のクレジットカード情報が流出した可能性が判明したと発表した。

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映像機器や音響機器、ドローンを扱う株式会社システムファイブは1月26日、同社が運営する「システムファイブ オンラインショップ」に第三者からの不正アクセスがあり、顧客のクレジットカード情報が流出した可能性が判明したと発表した。

これは2020年10月27日に、「システムファイブ オンラインショップ」(https://www.system5.jp/)への不正アクセスを発見し、同日中に同サイトでのカード決済およびサイト全体を停止し、第三者機関による調査を行ったところ、同サイトへの第三者からの不正アクセスで決済処理プログラムの改ざんが行われたためにカード情報が流出した可能性が、2020年12月4日に完了した調査で判明したというもの。

流出した可能性があるのは、「システムファイブ オンラインショップ」にて2020年7月20日午後8時49分から10月27日午後1時47分の期間にクレジットカード情報を新規入力した顧客 最大3,812件のカード情報(名義、番号、有効期限、セキュリティコード)。なお、第三者調査機関によるログファイル等の調査の結果、個人情報が格納されたサーバへの不正アクセスの痕跡もあったが、現時点ではカード情報以外の個人情報の流出は確認されていない。

同社では対象の顧客に対し、メールまたは書状にて個別に連絡を行う。

同社では既に、カード会社と連携し流出した可能性のあるカードによる取引のモニタリングを継続して実施し不正利用の防止に努めているが、顧客に対してもカードの利用明細に身に覚えのない請求項目がないか確認するよう注意を呼びかけている。

同社では2020年10月27日に所轄警察に被害申告を、10月29日に監督官庁である個人情報保護委員会にも報告を行っていたが、第三者機関の調査結果判明後も改めて報告と相談を行っている。

同社では今後、調査結果を踏まえて現行システムの破棄とサーバを含めたシステムの移行、社内外におけるセキュリティ対策と監視体制の強化を行い、再発防止を図るとのこと。

《ScanNetSecurity》

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