CMS Made Simple において遠隔から任意のコード実行が可能となる Server Side Template Injection の脆弱性(Scan Tech Report) | ScanNetSecurity
2026.01.30(金)

CMS Made Simple において遠隔から任意のコード実行が可能となる Server Side Template Injection の脆弱性(Scan Tech Report)

2020 年 2 月に、CMS Web アプリケーションである CMS Made Simple に、遠隔から任意のコード実行が可能となる脆弱性が報告されています。

脆弱性と脅威 エクスプロイト
cmsmadesimple.org
cmsmadesimple.org 全 1 枚 拡大写真
◆概要
 2020 年 2 月に、CMS Web アプリケーションである CMS Made Simple に、遠隔から任意のコード実行が可能となる脆弱性が報告されています。2019 年に公開された SQL Injection の脆弱性による認証回避や、管理者アカウントのパスワードの特定に成功されてしまった場合は、攻撃者によるテンプレートの改ざんにより、遠隔から任意のコードを実行されてしまいます。バージョンのアップデート、および認証情報の強化により対策してください。

◆分析者コメント
 バージョンが新しく Server Side Template Injection のみの脆弱性しか存在しない場合は、管理用 Web コンソールのパスワードの強化により対策が可能な問題ですが、本記事で取り上げているエクスプロイトコードのように、過去に報告された SQL Injection の脆弱性が残存しているバージョンである場合は、SQL Injection の悪用によりパスワードが再設定されてしまいます。今回新たに報告された Server Side Template Injection の脆弱性に関しては、本記事執筆時点(2021 年 2 月 24 日)で修正がされていないため、ソフトウェアのバージョンを最新版位アップデートして、管理用コンソールの認証情報を強化して対策しましょう。

◆深刻度(CVSS)
# CVE-2021-26120: Server Side Template Injection
[CVSS v3]
本記事執筆時点で CVSS 値の情報公開を確認していません。

# CVE-2019-9053: SQL Injection
[CVSS v3]
8.1
https://nvd.nist.gov/vuln-metrics/cvss/v3-calculator?name=CVE-2019-9053&vector=AV:N/AC:H/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H&version=3.0&source=NIST

◆影響を受けるソフトウェア
# CVE-2021-26120: Server Side Template Injection
CMS Made SImple バージョン 2.2.15 およびそれより古いバージョン

# CVE-2019-9053: SQL Injection
CMS Made SImple バージョン 2.2.9.1 およびそれより古いバージョン

◆解説
 CMS ソフトウェアである CMS Made Simple に、遠隔コード実行が可能となる Server Side Template Injection の脆弱性が報告されています。

《株式会社ラック デジタルペンテスト部》

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