米任天堂、海賊版ROMデータ配布サイト「RomUniverse」に勝訴も損害賠償額は大幅減 | ScanNetSecurity
2026.03.06(金)

米任天堂、海賊版ROMデータ配布サイト「RomUniverse」に勝訴も損害賠償額は大幅減

本件は、任天堂作品の海賊版をアップロード・配布してきたサイトに対して、米任天堂が2019年に起こした訴訟。当初の請求額からは大幅に下がったものの、勝訴を勝ち取りました。

国際 海外情報
米任天堂、海賊版ROM配布サイトとの裁判に勝訴―サイト側に約2億円の損害賠償が命じられる
米任天堂、海賊版ROM配布サイトとの裁判に勝訴―サイト側に約2億円の損害賠償が命じられる 全 1 枚 拡大写真

米任天堂は、任天堂作品の海賊版ROMデータを配布していたサイト「RomUniverse」との訴訟にて、211万5千ドル(約2億3千万円)の略式判決を勝ち取りました。海外メディア・TorrentFreakが伝えています。

本件は、米任天堂が2019年に起こした訴訟。RomUniverseの運営者・Matthew Storman氏が、同サイトに任天堂作品の海賊版をアップロードし、そのコピーを10年以上にわたり配布してきたというものです。

同サイトは年額30ドルの会員制もあり、2019年には3万ドル~3万6千ドル(約320万~390万円)の収益を記録。これがStorman氏の主な収入源だったと言います。話し合いの末、2020年夏にサイトは閉鎖となりましたが、それだけで終わらず。

任天堂は、サイト上で発見された49作品に対する著作権侵害として、1作品ごとに9万ドル(約980万)の賠償金を要求。また、別件で29作品に対する商標権侵害として、1作品ごとに40万ドル(約4,300万)を要求しました。

Storman氏は弁護士をつけず裁判に向かい、自身による海賊版のアップデートおよび、サイトでの海賊版配布を否定。しかし、米任天堂が確たる証拠を提示した結果、Storman氏に損害賠償が命じたられたと言います。

最終的な損害賠償額ですが、著作権侵害は1作品ごとに3万5千ドル、商標権侵害は29作品あわせて40万ドルとなり、合計で211万5千ドル(約2億3千万円)に。任天堂が当初に求めていた1,500万ドル(約16億4千万)からは、大幅に下回る結果となります。

米任天堂、海賊版ROM配布サイトとの裁判に勝訴―サイト側に約2億円の損害賠償が命じられる

《茶っプリン@INSIDE》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. システム改修時の担当者間の作業範囲や役割分担の認識にずれ ~ Sony Music Shopサイトで個人情報が閲覧可能に

    システム改修時の担当者間の作業範囲や役割分担の認識にずれ ~ Sony Music Shopサイトで個人情報が閲覧可能に

  2. React サーバーにおける遠隔からの任意のコード実行につながるシリアライズデータの検証不備(Scan Tech Report)

    React サーバーにおける遠隔からの任意のコード実行につながるシリアライズデータの検証不備(Scan Tech Report)

  3. NIST SP1800-35 記載のゼロトラストアーキテクチャ構築を解説

    NIST SP1800-35 記載のゼロトラストアーキテクチャ構築を解説

  4. 穴吹ハウジングサービスへのランサムウェア攻撃、一部の情報資産の漏えいを確認

    穴吹ハウジングサービスへのランサムウェア攻撃、一部の情報資産の漏えいを確認

  5. ホソカワミクロンにサイバー攻撃、インターネット上で流出した疑いのあるファイルが公開

    ホソカワミクロンにサイバー攻撃、インターネット上で流出した疑いのあるファイルが公開

ランキングをもっと見る
PageTop