Google Chrome において JIT コンパイルされた関数中の XOR 演算での値の検証不備により任意のコードが実行可能となる脆弱性(Scan Tech Report) | ScanNetSecurity
2026.02.23(月)

Google Chrome において JIT コンパイルされた関数中の XOR 演算での値の検証不備により任意のコードが実行可能となる脆弱性(Scan Tech Report)

2021 年 4 月に、Google Chrome に任意のコード実行が可能となる脆弱性が報告されています。

脆弱性と脅威 エクスプロイト
Google Chrome
Google Chrome 全 1 枚 拡大写真
◆概要
 2021 年 4 月に、Google Chrome に任意のコード実行が可能となる脆弱性が報告されています。脆弱な Google Chrome で悪意のある Web サイトを閲覧してしまった場合、Google Chrome の実行権限で悪意のある Web サイトに埋め込まれた命令が実行され、端末に侵入されてしまう可能性があります。Google Chrome のアップデートにより対策してください。

◆分析者コメント
 当該脆弱性は幅広いバージョンの Google Chrome が影響を受けますが、初期設定では Google Chrome は自動でアップデートされるため、当該脆弱性による攻撃を受ける可能性は低いと考えられます。公開されているエクスプロイトコードは、いずれもサンドボックス回避機能が実装されていないため、アップデートされていないバージョンの Google Chrome で悪用できる可能性は低いですが、攻撃者はサンドボックス機能を回避する機能を実装したエクスプロイトコードを独自で作成して悪用を試みる可能性があるため、自動アップデート機能を無効化している場合は Google Chrome をアップデートして脆弱性に対策してください。

◆深刻度(CVSS)
[CVSS v3.1]
8.8
https://nvd.nist.gov/vuln-metrics/cvss/v3-calculator?name=CVE-2021-21220&vector=AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H&version=3.1&source=NIST

◆影響を受けるソフトウェア
 Google Chrome のバージョン 89.0.4389.128 未満が当該脆弱性の影響を受けると報告されています。

◆解説
 Google Chrome に、悪意のある JavaScript の読み込みにより、任意のコードの実行の強制が可能となる脆弱性が報告されています。

《株式会社ラック デジタルペンテスト部》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. フォレンジック調査を無駄にしないため サイバー攻撃被害発生時にやってはいけないNG行動集、個人情報保護委員会が公表

    フォレンジック調査を無駄にしないため サイバー攻撃被害発生時にやってはいけないNG行動集、個人情報保護委員会が公表

  2. 信和、サイバー攻撃を受けた可能性のある事象を確認

    信和、サイバー攻撃を受けた可能性のある事象を確認

  3. JPCERT/CC、Active Directory に注目した Windowsのイベントログ分析トレーニング用コンテンツ資料公開

    JPCERT/CC、Active Directory に注目した Windowsのイベントログ分析トレーニング用コンテンツ資料公開

  4. IPA「セキュリティ要件適合評価及びラベリング制度 (JC-STAR) 通信機器 ★3セキュリティ要件」公開

    IPA「セキュリティ要件適合評価及びラベリング制度 (JC-STAR) 通信機器 ★3セキュリティ要件」公開

  5. 第三者が個人情報を閲覧しうる状態となり「BTCBOX」がサービス停止、関東財務局から報告徴求命令も

    第三者が個人情報を閲覧しうる状態となり「BTCBOX」がサービス停止、関東財務局から報告徴求命令も

ランキングをもっと見る
PageTop