Microsoft Windowsの印刷スプーラーにリモートコード実行の脆弱性、悪用の事実を確認済み | ScanNetSecurity
2026.10.23(金)

Microsoft Windowsの印刷スプーラーにリモートコード実行の脆弱性、悪用の事実を確認済み

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は7月5日、Microsoft Windowsの印刷スプーラーにリモートコード実行の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は7月5日、Microsoft Windowsの印刷スプーラーにリモートコード実行の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。影響を受けるシステムは以下の通り。

Windows Server 2008
Windows Server 2008 R2
Windows Server 2012
Windows Server 2012 R2
Windows Server 2016
Windows Server 2019
Windows Server
Windows 7
Windows 8.1
Windows RT 8.1
Windows 10

 Microsoft WindowsのPrint Spoolerサービスには、RpcAddPrinterDriverEx()関数のアクセス制限の不備に起因するリモートコード実行の脆弱性が存在し、認証された遠隔の第三者によってSYSTEM権限で任意のコードを実行される可能性がある。

 Print Spoolerサービスは、印刷において印刷待ちを実現するためのサービスで、RpcAddPrinterDriverEx()関数は、当該サービスでプリンタドライバのインストールに用いられる。パラメータDRIVER_CONTAINERオブジェクトとパラメータdwFileCopyFlagsによって、インストールするプリンタドライバとファイルのコピー方法を制御している。認証ユーザであれば、RpcAddPrinterDriverEx()関数を実行可能なため、認証情報を取得した攻撃者はリモートサーバ上のドライバを指定しインストールできる。

 IPAでは本脆弱性について、Microsoft 社では「悪用の事実を確認済み」と公表しており、今後被害が拡大するおそれがあるため、Microsoft 社から提供されている回避策または緩和策の適用を検討するよう呼びかけている。

 JVNでは、Print Spoolerサービスを停止し無効にする、グループポリシーを使用してインバウンドからのリモート印刷を無効にする、特定のグループに所属するユーザアカウントを削除する等のワークアラウンドを実施し、本脆弱性の影響を軽減するよう呼びかけている。

《ScanNetSecurity》

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