ALSI「InterSafe ILP Ver. 7.6」販売開始、持ち出しファイルの個人情報チェック自動化
アルプスシステムインテグレーション株式会社(ALSI)は8月24日、情報漏えい対策シリーズ「InterSafe ILP」の新バージョンとなるVer.7.6を同日から販売開始すると発表した。
製品・サービス・業界動向
新製品・新サービス
新バージョンとなる「InterSafe ILP Ver. 7.6」では、ネットワーク間の安全なファイル受け渡し時の運用効率化と個人情報管理強化を実現、新機能として「ファイル持ち出し申請時の個人情報自動チェック」「ファイル持ち込み申請時の無害化・自動承認」「簡易的なインターネット分離環境でのファイル受け渡し」を追加した。
「ファイル持ち出し申請時の個人情報自動チェック」では、ファイル転送や外部デバイスでファイルの持ち出しを申請時に、対象ファイル内の個人情報やマイナンバー情報の有無を自動でチェック、これらが含まれていた場合には申請を自動で却下、または承認者によるチェックを行う。
「ファイル持ち込み申請時の無害化・自動承認」では、ファイル転送や外部デバイスでファイルの持ち込みを申請時に、ファイルが無害化されて安全性が担保されている場合は承認者の確認なしに自動で承認される。
「簡易的なインターネット分離環境でのファイル受け渡し」では、ファイル転送システム「InterSafe FileTransporter」と連携、インターネットからダウンロードしたファイルを無害化し、組織内環境へ受け渡しする。
同社では「InterSafe ILP Ver. 7.6」について、デモを交えて紹介するオンラインセミナーを8月31日に開催する。
《高橋 潤哉》