サイバー攻撃やコロナ禍を成長のチャンスと捉えるタフなIT管理者たち ~ ソフォス グロ-バル調査結果から | ScanNetSecurity
2021.10.21(木)

サイバー攻撃やコロナ禍を成長のチャンスと捉えるタフなIT管理者たち ~ ソフォス グロ-バル調査結果から

30ヶ国 5,400 人の IT管理者から得た直接のフィードバックをもとに、2020 年に起こった世界の ITチームの経験と変化についてくわしく解説が行われる。

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ソフォス株式会社 セールスエンジニアリング本部 本部長 大木 竜児 氏
ソフォス株式会社 セールスエンジニアリング本部 本部長 大木 竜児 氏 全 1 枚 拡大写真
 「今回のセッションはぜひ、経営層の方々にも聞いていただきたい」

 ソフォス株式会社 セールスエンジニアリング本部 本部長に 8 月に就任したばかりの大木 竜児(おおき りょうじ)氏は、明日 9 月 29 日 (水) に大阪で、10 月 7 日 (木) に東京で自身が行う講演に来て欲しい受講者層について質問した際に、はっきりとそう答えた。

 Security Days Fall 2021 のソフォス 大木氏の講演「コロナウイルスで変わったITセキュリティチームの現状 ~ IT管理者のアンケート結果を元に、現状と未来のITチームの展望のご紹介~」では、30ヶ国 5,400 人の IT管理者から得た直接のフィードバックをもとに、2020 年に起こった世界の ITチームの経験と変化についてくわしく解説が行われる。

Security Days Fall 2021
「コロナウイルスで変わったITセキュリティチームの現状~ IT管理者のアンケート結果を元に、現状と未来のITチームの展望のご紹介~」
ソフォス株式会社 セールスエンジニアリング本部 本部長 大木 竜児 氏
大阪 9月29日(水) 午後4:10~4:50
東京 10月7日(木) 午後4:50~5:30

 ソフォスは 1985 年創業のセキュリティ業界の老舗名門企業。PC を普及させた Windows95 登場よりも昔から、ウイルス対策と暗号化製品に携わり、現在世界 150ヶ国で 50 万社以上の法人企業と 1 億人以上のユーザーのネットワークを保護している。

 日本では 2000 年から法人向けに事業を展開し、Mac や Linux や UNIX で動くアンチウイルスとして官公庁、教育機関などで安定した実績を積み上げたが、ソフォス自身も認めるように「知る人ぞ知る存在」いわば玄人向けのセキュリティ企業だった。

 しかし約 6 年前、ソフォスは方向転換を行った。具体的には、中小規模の企業をもターゲットにし、IT管理者の負荷を下げ、同時に高いレベルの保護を実現するセキュリティソリューションの提供という新しい目標の設定である。全ての製品が新しいスローガンのもと再構築された。

 クラウド管理ソリューション「Sophos Central」や、企業環境を包括的に保護する「Synchronized Security」など、ソフォスの製品は、管理者の負荷を下げ、工数を削減する点が特徴のひとつだ。その即時対応性と自動化機能は、近年のランサムウェア攻撃への対策としても有効性が評価されている。

 ソフォスはグローバルで SOC(Security Operation Center)サービスを展開する。攻撃者視点の高い知識とスキルを保有する Managed Threat Response(MTR)チームが、プロフェッショナルな知見を持って運用にあたる。MTRチームが、ひとたびインシデント対応を行えば、そこで得られた知見は製品に自動でフィードバックされる。

 ソフォスは今春、日本を含む 30ヶ国 5,400 人の IT管理者へのグローバル調査「ITセキュリティチームの現状:2021年以降の展望」の結果を公表した。大木氏は日本の調査結果の気になる点として、「現在のサイバー攻撃は、組織内の ITチームが単独で対処するには高度すぎる」と、58 %が回答したことを挙げ、半分以上の IT管理者が、現状が手に余ると感じていることを憂えた。だがその一方で、コロナ禍の中で攻撃を受けた組織で意識が高まり、スキルや知識を逆に向上させたという回答も得られており、ITチームは困難を試練ととらえ成長していると語った。

 調査は、今後どう現場が変わっていくかについて、回答者の願望も含めた展望について質問が設けられたが、実に 86 %が「増加する攻撃数と、巧妙化する攻撃への対処に AI が役立つ」と回答していたことに言及し、AI を活用したソフォス製品が寄与できると期待を述べた。

「今回のセッションはぜひ、経営層の方々にも聞いていただきたい」

 本稿冒頭に挙げたこの一節は、取材の最後に大木氏に講演の想定受講者について質問した際に出てきた言葉だ。同じ課題を抱える情シスや現場の方々一人一人に講演で調査結果を共有し、まずそれぞれの現場の悩みを分かち合ってもらいたいという。

 大木氏は続けて「現場の IT管理者がこれだけ頑張っている。コロナ禍の大変な中でむしろ意識が上がっている。一生懸命に対策をしてくれている。経営層に向けてそんな IT管理者の地位の向上を訴えたい」と話をしめくくった。よくある正論と言う人もあるかもしれない。だが、ソフォスが言うと重みが感じられる言葉である。

●Security Days Fall 2021
「コロナウイルスで変わったITセキュリティチームの現状~ IT管理者のアンケート結果を元に、現状と未来のITチームの展望のご紹介~」
ソフォス株式会社 セールスエンジニアリング本部 本部長 大木 竜児 氏
大阪 9月29日(水) 午後4:10~4:50
東京 10月7日(木) 午後4:50~5:30

《高杉 世界》

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