Movable Type及びPowerCMSのXMLRPC APIにおける脆弱性を標的としたアクセスを観測
警察庁は11月29日、「Movable Type及びPowerCMSのXMLRPC APIにおける脆弱性(CVE-2021-20837及びCVE-2021-20850)を標的とした攻撃の観測について」とする注意喚起を「@police」において公開した。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
シックス・アパート株式会社が提供するCMSプラットフォーム「Movable Type」、アルファサード株式会社が提供するCMSプラットフォーム「PowerCMS」は、XMLRPC APIにおける脆弱性(CVE-2021-20837及びCVE-2021-20850)に関する情報がそれぞれ公表されている。
警察庁では、脆弱性の影響を受けるMovable Type及びPowerCMSの利用者に対し、修正プログラムを適用するよう注意を呼びかけている。なお、脆弱性のあるバージョンは以下の通り。
Movable Type 7 r.5002及びそれ以前(Movable Type 7系)
Movable Type 6.8.2及びそれ以前(Movable Type 6系)
Movable Type Advanced 7 r.5002及びそれ以前(Movable Type Advanced 7系)
Movable Type Advanced 6.8.2及びそれ以前(Movable Type Advanced 6系)
Movable Type Premium 1.46及びそれ以前
Movable Type Premium Advanced 1.46及びそれ以前
PowerCMS 5.19/4.49/3.295を含むそれ以前
《ScanNetSecurity》