OpenSSLのlibsslにX509_verify_cert()内部エラーの不正な処理 | ScanNetSecurity
2026.01.14(水)

OpenSSLのlibsslにX509_verify_cert()内部エラーの不正な処理

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は12月16日、OpenSSLのlibsslにおけるX509_verify_cert()内部エラーの不正な処理について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性

 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は12月16日、OpenSSLのlibsslにおけるX509_verify_cert()内部エラーの不正な処理について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。影響を受けるシステムは以下の通り。

OpenSSL 3.0.0 SSL/TLS クライアント

 OpenSSLのlibsslは、クライアント側でサーバ証明書の検証を行う際に、X509_verify_cert()関数を呼び出すが、この関数内でメモリ不足が発生した場合などに、内部エラーを示す負の値が戻され、OpenSSLでは、負の戻り値の処理に問題があり、結果として、OpenSSLを利用するアプリケーション側にアプリケーションが予期していない戻り値(SSL_ERROR_WANT_RETRY_VERIFY)を返すことになり、アプリケーションが正常に動作しない可能性がある。

 想定される影響としては、アプリケーションによって異なるが、クラッシュ、無限ループ、その他の不正な動作、OpenSSL 3.0の別のバグと組み合わせることで、攻撃者によってアプリケーションが誤った動作をさせられる可能性がある。

 開発者では、本脆弱性への対策版としてOpenSSL 3.0.1をリリースしており、最新版へアップデートを呼びかけている。

《ScanNetSecurity》

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