侵害コストを減らすセキュリティ対策とは ~ IBM 調査 | ScanNetSecurity
2026.07.22(水)

侵害コストを減らすセキュリティ対策とは ~ IBM 調査

 日本アイ・ビー・エム株式会社(日本IBM)は8月25日、「2022年データ侵害のコストに関する調査レポート」の日本語版を公開した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
インシデント発生後のコスト低減に効果のあるセキュリティ対策
インシデント発生後のコスト低減に効果のあるセキュリティ対策 全 5 枚 拡大写真

 日本アイ・ビー・エム株式会社(日本IBM)は8月25日、「2022年データ侵害のコストに関する調査レポート」の日本語版を公開した。ベライゾンのDBIR(データ漏洩調査報告書)ほどの定番ではないものの独自の編集方針があり、特に、コストを軸に分析する視点が興味深い。

 今年で17年目を迎える「データ侵害のコストに関する調査」は、米調査組織ポネモン・インスティテュート(Ponemon Institute)が実施し、IBM Securityがスポンサーとなり、分析し、発行している。本調査では、2021年3月から2022年3月までに発生したデータ侵害の影響を受けた550社を調査、データ侵害の影響を受けた組織の3,600人超に一人一人インタビューを実施している。さらに同レポートでは、データ侵害の根本原因、短期的・長期的な影響と、組織の損失削減につながる緩和要因とテクノロジーについて考察する。

 同調査によると、調査対象の組織における1回のデータ侵害にかかる世界平均コストは過去最高となる435万ドルで、過去2年間で13%近く増加している。調査結果では、これらのデータ侵害インシデントが商品やサービスのコスト上昇にもつながっている可能性を示唆、実際にインフレやサプライチェーンの問題を背景に、世界的にすでに商品コストが上昇している時でも、調査対象組織の60%がデータ侵害を要因とした製品またはサービスの価格を引き上げている。


《ScanNetSecurity》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 患者の氏名・住所情報を利用し別の医療機関の開業案内を郵送

    患者の氏名・住所情報を利用し別の医療機関の開業案内を郵送

  2. 樋口商会子会社の会計情報漏えい、取引先から「ランサムウェア感染に起因するとみられる情報漏えいの可能性がある」旨の連絡

    樋口商会子会社の会計情報漏えい、取引先から「ランサムウェア感染に起因するとみられる情報漏えいの可能性がある」旨の連絡

  3. 愛知県農業共済組合のメールアドレスに不正アクセス、大量の迷惑メール発信

    愛知県農業共済組合のメールアドレスに不正アクセス、大量の迷惑メール発信

  4. システムから送信される「受領完了」メールに 22 名の個人情報記載

    システムから送信される「受領完了」メールに 22 名の個人情報記載

  5. 自律型攻撃者と防御者が繰り広げる死闘、MicrosoftがOSS仮想ネットワーク戦場「CyberBattleSim」公開

    自律型攻撃者と防御者が繰り広げる死闘、MicrosoftがOSS仮想ネットワーク戦場「CyberBattleSim」公開

ランキングをもっと見る
PageTop