米サイバーセキュリティ企業が作ったビジネスモデル「ユーザー企業強請(ゆすり)」 | ScanNetSecurity
2026.09.19(土)

米サイバーセキュリティ企業が作ったビジネスモデル「ユーザー企業強請(ゆすり)」

 経営難に陥り、現在は経営破綻している癌検査会社LabMD は、控訴裁判所の判決により、セキュリティ会社Tiversa を名誉棄損で訴える機会を再び得ることになった。

国際 TheRegister
米サイバーセキュリティ企業が作ったビジネスモデル「ユーザー企業強請(ゆすり)」
米サイバーセキュリティ企業が作ったビジネスモデル「ユーザー企業強請(ゆすり)」 全 1 枚 拡大写真

 経営難に陥り、現在は経営破綻している癌検査会社 LabMD は、控訴裁判所の判決により、セキュリティ会社Tiversa を名誉棄損で訴える機会を再び得ることになった。

 この検査機関は、以前から次のように主張してきた。2008 年に Tiversa は、9,000 人以上にのぼる LabMD の患者の機密データを含む、1,178 ページに及ぶコンピュータファイルを不正に入手した。同社はまた、そのファイルが P2P ファイル共有ネットワークで一般公開されており、悪質な者によってダウンロードされたと嘘をついた。そして同社は、プライバシーに関する失態とされるこの件を利用し、LabMD にTiversa のインシデントレスポンスサービスの料金として 1 時間あたり 475 ドルという多大な額を支払うよう迫った。

 Tiversa はその後、リスクコンサルティング企業の Kroll に買収された。

 LabMD によると、情報漏えいの証拠が見つからなかったため Tiversa のインシデントレスポンスサービスの利用は断ったという。すると、このサイバーセキュリティ企業は発注を断られた腹いせとして LabMD に報復したと LabMD は主張している。

《The Register誌特約記事》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. サーバ上にバックドア等の不正プログラムを設置 ~ 繋が運営するコーポレートサイトに不正アクセス

    サーバ上にバックドア等の不正プログラムを設置 ~ 繋が運営するコーポレートサイトに不正アクセス

  2. データベース内の全てのデータを削除 ~「コープやまぐちLINEミニアプリ」に不正アクセス

    データベース内の全てのデータを削除 ~「コープやまぐちLINEミニアプリ」に不正アクセス

  3. ウェブ画面設定誤りが原因「オペラ銀河鉄道の夜」合唱申込フォーム入力の個人情報が閲覧可能に

    ウェブ画面設定誤りが原因「オペラ銀河鉄道の夜」合唱申込フォーム入力の個人情報が閲覧可能に

  4. さくらインターネットが不正アクセス調査結果を発表「さくらのレンタルサーバ」全サーバ再構築など再発防止策を掲げる

    さくらインターネットが不正アクセス調査結果を発表「さくらのレンタルサーバ」全サーバ再構築など再発防止策を掲げる

  5. 警察官を名乗る者から「捜査に必要と求められ」~ 安藤ハザマの名刺情報 5,000件が流出

    警察官を名乗る者から「捜査に必要と求められ」~ 安藤ハザマの名刺情報 5,000件が流出

ランキングをもっと見る
PageTop