OpenSSLのNID_undefを使用したカスタム暗号にNULL暗号化の脆弱性 | ScanNetSecurity
2026.10.25(日)

OpenSSLのNID_undefを使用したカスタム暗号にNULL暗号化の脆弱性

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は10月12日、OpenSSLのNID_undefを使用したカスタム暗号におけるNULL暗号化の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性

 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は10月12日、OpenSSLのNID_undefを使用したカスタム暗号におけるNULL暗号化の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。影響を受けるシステムは以下の通り。

・OpenSSL 3.0.0から3.0.5
※NID_undefを使用してEVP_CIPHER_meth_new()関数を呼び出し、その後、暗号化/復号化初期化関数の呼び出しを使用するアプリケーションのみ、SSL/TLSのみを使用するアプリケーションは影響を受けない

 OpenSSLには、カスタム暗号作成をサポートするEVP_CIPHER_meth_new()関数及び関連する関数にて、カスタム暗号を誤って処理することに起因しNULL暗号化が発生する問題が存在し、NULL暗号化が発生すると暗号文として平文が出力される可能性がある。

 対象の関数は廃止予定のため、OpenSSLの開発者は、アプリケーション作成時にカスタム暗号実装のため新しいプロバイダメカニズムの利用を推奨している。

 開発者では、不具合に対応するOpenSSL 3.0.7を準備中で、リリースまではOpenSSL 3.0.5の使用を推奨している。

《ScanNetSecurity》

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