マイクロソフトが2022年12月の月例パッチ情報を公開、早急な適用を | ScanNetSecurity
2025.10.25(土)

マイクロソフトが2022年12月の月例パッチ情報を公開、早急な適用を

マイクロソフトは、2022年12月のセキュリティ更新プログラム(月例)について発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性

 マイクロソフトは12月13日(米国時間)、2022年12月のセキュリティ更新プログラム(月例)について発表した。29のソフトウェアに対し、22の更新プログラム(新規13件、既存の更新8件、新規アドバイザリ1件)を公開している。

 新規の脆弱性情報のうち、重要度「緊急」は7件、マイクロソフトでは、「CVE-2022-44698(Windows SmartScreen のセキュリティ機能のバイパスの脆弱性)」について、すでに脆弱性の悪用が確認されており、更新プログラムの適用を早急に行うよう呼びかけている。

 また、2022年11月に更新された「CVE-2022-37967」に対処するためのActive Directory環境のKerberosプロトコルにおける変更の第2フェーズが、予定通り実施される。今回の更新プログラムを適用することで、すべてのデバイスが既定で監査モードとなる。マイクロソフトでは、できるだけ早く強制モードに移行することを推奨している。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 関与していた元社員とは未だ連絡取れず ~ 京都市内で保険申込書写し 計 632 枚拾得

    関与していた元社員とは未だ連絡取れず ~ 京都市内で保険申込書写し 計 632 枚拾得

  2. 大量に営業機密等を不正取得 ~ 不正競争防止法違反容疑でエレコム元従業員を刑事告訴

    大量に営業機密等を不正取得 ~ 不正競争防止法違反容疑でエレコム元従業員を刑事告訴

  3. 「漏えい情報を復号できないため報告を要しない(個人情報保護委員会)」ランサムウェアの前に全データを暗号化するソリューションで保険代理店の顧客情報守られる

    「漏えい情報を復号できないため報告を要しない(個人情報保護委員会)」ランサムウェアの前に全データを暗号化するソリューションで保険代理店の顧客情報守られる

  4. 「ランサムウェア被害ゼロ」電算システムが語る ChromeOS のセキュリティ設計とコスト優位性

    「ランサムウェア被害ゼロ」電算システムが語る ChromeOS のセキュリティ設計とコスト優位性PR

  5. 廃棄委託したノートパソコンが短時間ネット接続 ~ 監視ツールが検知

    廃棄委託したノートパソコンが短時間ネット接続 ~ 監視ツールが検知

ランキングをもっと見る
PageTop