OpenSSL に POLY1305 MAC 実装不備の問題 | ScanNetSecurity
2026.05.05(火)

OpenSSL に POLY1305 MAC 実装不備の問題

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は1月10日、OpenSSLにおけるPOLY1305 MAC実装不備の問題について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性

 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は1月10日、OpenSSLにおけるPOLY1305 MAC実装不備の問題について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。影響を受けるシステムは以下の通り。

OpenSSL 3.0.0 から 3.0.12
OpenSSL 3.1.0 から 3.1.4
OpenSSL 3.2.0
※OpenSSL 1.1.1および1.0.2は本脆弱性の影響を受けない

 PowerISA 2.07命令をサポートするPowerPCプロセッサ用のOpenSSLのPOLY1305 MAC(メッセージ認証コード)実装には、ベクトルレジスタに保存された値の復元処理に問題があり、アプリケーション内部状態の破損を招くことがあり、最悪の場合、攻撃者によりアプリケーションが完全に制御される可能性がある。また想定される影響として、より可能性が高いのは、計算結果の誤りやサービス運用妨害(DoS)状態となることが挙げられる。

 OpenSSL Project では2024年1月10日現在、本脆弱性の修正を目的としたバージョンを提供しておらず、OpenSSL gitリポジトリで以下の修正commitが行われている。OpenSSL Projectでは、次回のリリースでこれらを反映するとのこと。

commit 5b139f95(3.2系)
commit f3fc5808(3.1系)
commit 050d263(3.0系)

《ScanNetSecurity》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. たった一人で 90 億ドルのランサムウェア被害を防いでいた CISA のセキュリティ専門家が職場を追われる

    たった一人で 90 億ドルのランサムウェア被害を防いでいた CISA のセキュリティ専門家が職場を追われる

  2. FileZen 専用サーバへの不正アクセス、内閣府沖縄総合事務局が保有の個人情報漏えいの可能性

    FileZen 専用サーバへの不正アクセス、内閣府沖縄総合事務局が保有の個人情報漏えいの可能性

  3. 日本郵船グループが利用する船舶燃料調達システムに不正アクセス

    日本郵船グループが利用する船舶燃料調達システムに不正アクセス

  4. 保険代理店への出向者による不適切な情報持ち出し ~ T&Dホールディングス 調査結果 発表

    保険代理店への出向者による不適切な情報持ち出し ~ T&Dホールディングス 調査結果 発表

  5. 従来型 VPN の脆弱性を根本から解消する新サービス「HENNGE Mesh Network」提供

    従来型 VPN の脆弱性を根本から解消する新サービス「HENNGE Mesh Network」提供

ランキングをもっと見る
PageTop