東京メトログループ「SNS / インターネットの誹謗中傷もカスタマーハラスメント」 | ScanNetSecurity
2024.05.03(金)

東京メトログループ「SNS / インターネットの誹謗中傷もカスタマーハラスメント」

 東京地下鉄株式会社(東京メトロ)は3月21日、「東京メトログループカスタマーハラスメント対応ポリシー」の制定を発表した。

製品・サービス・業界動向 業界動向

 東京地下鉄株式会社(東京メトロ)は3月21日、「東京メトログループカスタマーハラスメント対応ポリシー」の制定を発表した。

 同社では、カスタマーハラスメントに該当する著しい迷惑行為の発生を踏まえ、2023年3月24日制定の「東京メトログループ人権方針」に基づき、カスタマーハラスメントの抑制を図り、同社グループ従業員の安全な就業環境を確保するために、「東京メトログループカスタマーハラスメント対応ポリシー」を制定した。顧客等には同ポリシーへの理解を求め、ともに人権を尊重し、更なる健全な関係の構築を推進する。

 同社は同ポリシーに基づき、顧客等から従業員への要求や言動がカスタマーハラスメントに該当すると判断した場合は、原則として以降の顧客対応を断り、必要に応じて、警察への通報、刑事手続き、法的措置を含めた適切な措置を講じ、カスタマーハラスメントに毅然と対応する。

 同社はカスタマーハラスメントについて、顧客等の要求・言動のうち、要求内容の妥当性に照らして、要求を実現するための言動が社会通念上不相当なものであって、従業員の安全及び心身の健康を脅かすおそれのあるもの、または同社グループの業務を不当に妨げるものと定義している。同社がカスタマーハラスメントに該当すると考える行為の例は下記の通り。

・暴力
・暴言、威嚇、脅迫、差別的な言動
・過剰または不合理に権威を振りかざした要求
・長時間に及ぶ拘束、不合理な要求を繰り返す行為
・SNS/インターネット上での誹謗中傷
・セクシャルハラスメント行為
・その他ハラスメント行為

《ScanNetSecurity》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. ランサムウェア被害の原因はスターティア社の UTM テストアカウント削除忘れ

    ランサムウェア被害の原因はスターティア社の UTM テストアカウント削除忘れ

  2. クラウド労務管理「WelcomeHR」の個人データ閲覧可能な状態に、契約終了後も個人情報保存

    クラウド労務管理「WelcomeHR」の個人データ閲覧可能な状態に、契約終了後も個人情報保存

  3. 今日もどこかで情報漏えい 第23回「2024年3月の情報漏えい」なめるなという決意 ここまでやるという矜恃

    今日もどこかで情報漏えい 第23回「2024年3月の情報漏えい」なめるなという決意 ここまでやるという矜恃

  4. 2023年「業務外利用・不正持出」前年 2 倍以上増加 ~ デジタルアーツ調査

    2023年「業務外利用・不正持出」前年 2 倍以上増加 ~ デジタルアーツ調査

  5. クラウド型データ管理システム「ハイクワークス」のユーザー情報に第三者がアクセス可能な状態に

    クラウド型データ管理システム「ハイクワークス」のユーザー情報に第三者がアクセス可能な状態に

  6. 信和へのランサムウェア攻撃で窃取された情報、ロックビット摘発を受けてリークサイトが閉鎖

    信和へのランサムウェア攻撃で窃取された情報、ロックビット摘発を受けてリークサイトが閉鎖

  7. 雨庵 金沢で利用している Expedia 社の宿泊予約情報管理システムに不正アクセス、フィッシングサイトへ誘導するメッセージ送信

    雨庵 金沢で利用している Expedia 社の宿泊予約情報管理システムに不正アクセス、フィッシングサイトへ誘導するメッセージ送信

  8. 「味市春香なごみオンラインショップ」に不正アクセス、16,407件のカード情報が漏えい

    「味市春香なごみオンラインショップ」に不正アクセス、16,407件のカード情報が漏えい

  9. SECON 2024 レポート:最先端のサイバーフィジカルシステムを体感

    SECON 2024 レポート:最先端のサイバーフィジカルシステムを体感

  10. トレーニング 6 年ぶり復活 11/9 ~ 11/15「CODE BLUE 2024」開催

    トレーニング 6 年ぶり復活 11/9 ~ 11/15「CODE BLUE 2024」開催

ランキングをもっと見る