RICOH Streamline NX 管理ツールのヘルプドキュメントシステムに反射型 XSS の脆弱性 | ScanNetSecurity
2025.10.22(水)

RICOH Streamline NX 管理ツールのヘルプドキュメントシステムに反射型 XSS の脆弱性

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は6月30日、RICOH Streamline NXの管理ツールのヘルプドキュメントシステムにおける反射型クロスサイトスクリプティングの脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性

 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は6月30日、RICOH Streamline NXの管理ツールのヘルプドキュメントシステムにおける反射型クロスサイトスクリプティングの脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。Matteo Santini氏が報告を行っている。影響を受けるシステムは以下の通り。

RICOH Streamline NX バージョン 3.5.0から3.7.2まで

 株式会社リコーが提供するRICOH Streamline NXの管理ツールのヘルプドキュメントシステムには、特定のパラメータを利用した反射型クロスサイトスクリプティングの脆弱性(CVE-2025-41439)が存在し、当該製品にアクセスしたユーザのウェブブラウザ上で、任意のスクリプトを実行される可能性がある。

 JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。なお、本脆弱性は「RICOH Streamline NX バージョン 3.231.0(=23R1)およびそれ以降」で修正されている。

《ScanNetSecurity》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 誤って全従業員に閲覧権限設定 ~ デンソーで Microsoft Power BI を利用したデータ分析

    誤って全従業員に閲覧権限設定 ~ デンソーで Microsoft Power BI を利用したデータ分析

  2. 「ランサムウェア被害ゼロ」電算システムが語る ChromeOS のセキュリティ設計とコスト優位性

    「ランサムウェア被害ゼロ」電算システムが語る ChromeOS のセキュリティ設計とコスト優位性PR

  3. 刑事告訴検討 ~ ヤマト運輸の元従業員が取引先企業に関する情報の一部を不正に持ち出し 2 社に流出

    刑事告訴検討 ~ ヤマト運輸の元従業員が取引先企業に関する情報の一部を不正に持ち出し 2 社に流出

  4. ツネイシホールディングス グループ社員の個人アカウントのパスワードが漏えい、不特定多数のフィッシングメールを送信

    ツネイシホールディングス グループ社員の個人アカウントのパスワードが漏えい、不特定多数のフィッシングメールを送信

  5. ランサムウェア犯が暗号化より優先する攻撃 ~ 攻撃多次元化 Barracuda 調査

    ランサムウェア犯が暗号化より優先する攻撃 ~ 攻撃多次元化 Barracuda 調査

ランキングをもっと見る
PageTop