英国政府が今後 5 年間で 90 億ポンド(編集部註:約 1 兆 7,978 億円)を Microsoft に支出する見通しであると認めたことを受け、The Register 誌の読者は(編集部註:本記事の掲載元媒体であるイギリスの IT 専門誌)、英国公共部門全体でデフォルトとして Microsoft 製ソフトウェアから脱却することを支持している。
公式の試算では、Microsoft との現行契約に基づき、毎年 19 億ポンドが支出される見込みだ。1,500 人以上の本誌読者を対象とした世論調査では、93 %が何らかの形での Microsoft 離れを支持した。
昨年、政府は戦略的パートナーシップ協定 2024(SPA24)に関する覚書を取り交わした。これは 11 月に発効となり、2029 年まで続くことになっている。