中央大学の教員用メールサーバに不正アクセス | ScanNetSecurity
2025.10.03(金)

中央大学の教員用メールサーバに不正アクセス

 中央大学は9月19日、不正アクセスによる個人情報流出について発表した。

インシデント・事故 インシデント・情報漏えい
トップページ
トップページ 全 4 枚 拡大写真

 中央大学は9月19日、不正アクセスによる個人情報流出について発表した。

 これは同学の教員用メールサーバ(tamacc.chuo-u.ac.jp)で、教員2名のIDが不正に利用され、その時点でメールサーバに保存されていたメールのインデックスが取得された可能性が判明したというもの。

 流出した可能性があるのは、過去に「tamacc.chuo-u.ac.jp」ドメイン上にアカウントを有する、ある特定の教員A、Bにメール送信した人の下記の個人情報。

・差出人のmail address
・氏名または表示名(差出人として記載がある場合)

 メールのインデックス情報が第三者に不正取得された可能性がある期間と最大流出件数は下記の通り。

教員A:2025年7月19日 23:09pm (JST)までに送信されたメール 692名
教員B:2025年7月23日 04:58am (JST)までに送信されたメール 390名

 中央大学情報管理部・情報環境整備センターでは対象者に、個別にメールで連絡を行う。

 同学では今後、セキュリティ対策を一層強化するとのこと。

《ScanNetSecurity》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

    業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

  2. ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

    ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

  3. 諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

    諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

  4. Microsoft が土壇場で譲歩 欧州 Windows 10 ユーザーだけに猶予措置

    Microsoft が土壇場で譲歩 欧州 Windows 10 ユーザーだけに猶予措置

  5. パソナの派遣社員が独立行政法人に関する情報を不正に持ち出し、削除の要請にも応じず

    パソナの派遣社員が独立行政法人に関する情報を不正に持ち出し、削除の要請にも応じず

ランキングをもっと見る
PageTop