独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は10月21日、情報処理安全確保支援士向けに中小企業支援のための「セキュリティマネジメント指導ツール活用セミナー」を開催すると発表した。参加は無料だが情報処理安全確保支援士登録番号が必須となる。
「セキュリティマネジメント指導ツール」は、主に中小企業に対しサイバーセキュリティ対策の支援を行う際に利用可能な教材で、IPAの「中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン」等を活用した3回の標準的なカリキュラムを、企業との調整や指導にあたっての留意点とともに指導要領として説明している。
同セミナーは、11月7日、11月20日、12月5日の3回の開催を予定しており、セミナー申込者にはマネジメント指導ツールの実施要領及びワークシートを提供する。なお、各回の内容はゲストスピーカーの講演以外は共通となっている。
・概要
日時:11月7日、11月20日、12月5日13:00~15:30
参加形式:オンライン配信(zoom)
参加費:無料
定員:1回300名、3回開催(合計900名)
申込:https://info.ipa.go.jp/form/pub/application/riss-katsuyo-semi
・プログラム
13:00~13:10:経済産業省の登録セキスペ活用の取組(経済産業省 サイバーセキュリティ課)
13:10~14:00:セキュリティマネジメント指導ツールの説明(IPA)
14:00~14:10:休憩
14:10~15:10:ゲストスピーカーによる指導ツール活用事例の紹介
15:10~15:20:セキュリティ専門家リストの登録促進について(株式会社三菱総合研究所)
15:20~15:30:質疑応答・閉会
・ゲストスピーカー
11月7日
ゲストスピーカー:久保田秀男氏(特定非営利活動法人日本システム監査人協会)
セキュリティマネジメント指導事例集:No.5(中部地方の自動車製造業の企業における指導事例)など
11月20日
ゲストスピーカー:高橋真悟氏(インフォシア代表)
セキュリティマネジメント指導事例集:No.1(愛知県の卸売業の企業における指導事例)など
12月5日
ゲストスピーカー:高橋幸司氏(株式会社東洋 常務執行役員・CIO)
セキュリティマネジメント指導事例集:No.2(大阪府の社会福祉法人における指導事例)、No.7(大阪府の会計事務所における指導事例)など
