ニデック株式会社は8月4日、6月24日に公表した同社海外子会社でのランサムウェア被害について、第2報を発表した。
同社の台湾子会社である ニデック CCI 股份有限公司(Nidec Chaun Choung TechnologyCorp.)では6月22日に第三者から不正アクセスがあり、一部サーバでランサムウェア感染被害が発生しており、外部専門機関(現地調査会社)によるフォレンジック調査を実施していた。
調査結果によると、現時点でデータの外部流出を示す明確な技術的証拠(ログ等)は確認されていないが、ダークウェブ上の犯行グループのウェブサイトに、当該子会社の被害サーバに保存されていたフォルダ・ファイル名のリストの一部が公開されていた事実を確認している。なお、ファイルそのものは公開されていない。
ニデックでは、外部専門機関によるフォレンジック調査では外部流出の明確な証拠は得られなかったものの、当該リストに記載されたデータをはじめとし、情報の外部流出の可能性を否定することは困難であると判断している。
ニデックグループでは引き続き状況を注視し、監視活動を継続するとのこと。
なお、ニデックによると、当該子会社の製品生産や出荷等、事業活動への重大な影響は発生しておらず、現在も正常な業務運営を維持しており、本件がニデックの連結業績に与える影響は軽微であると見込んでいる。

