株式会社フェースは8月21日、6月22日に公表した同社システムでの障害について、調査結果を発表した。
同社では6月19日に、同社システムへのランサムウェア攻撃によるシステム障害が発生しており、外部専門機関と連携して調査を進めていた。
調査結果によると、6月18日午後10時46分頃に外部との通信に使用するVPN機器を経由して、第三者が同社システムに不正に侵入し、同社内の一部のサーバおよびパソコンが不正に操作され、データの暗号化や消去が行われたことが判明している。
不正アクセスのあったサーバには、顧客の氏名、生年月日、性別、住所、電話番号、メールアドレス、ログインID、パスワードが保存されていた。
同社では、現時点で外部に持ち出されたことを示す具体的な痕跡や、不正利用による被害は確認されていないが、個人情報の外部流出を完全に否定するまでには至らなかったため、引き続き外部専門機関と連携し、継続的な監視と確認を行う。
なお、同社では6月19日以降、障害の影響でECサイトでの注文商品の発送手続きが停止していたが、6月24日から発送手配を再開しており、8月7日には障害発生前に近い仮稼働体制を構築した旨を公表している。
同社では社内で使用するパソコンについて、安全性を確認した端末への切り替えを完了しており、システム全体の復旧は2026年10月末頃を見込んでいる。
同社では、外部専門機関の協力のもと下記の再発防止策を進めるとのこと。
・不正侵入の経路となった機器およびネットワーク環境の見直し
・認証方式の強化
・端末およびサーバーのセキュリティ対策強化
・ネットワーク監視体制の強化
・バックアップ環境および復旧体制の再整備

