Google が経営破綻した米格安航空会社スピリット・エアラインズのデータの一部を取得した。
スピリット社は 2020 年、新型コロナウイルスの直撃を受けて経営が大きく揺らぎ、以降赤字が続いていた。財務状況は一度も持ち直すことなく、2026 年 5 月、同社は永久運航停止に追い込まれた。
同社は清算手続きに入り、負債の一部返済に充てる資金を確保するため、保有資産のオークションを行っている。
先週提出された裁判所文書( PDF )によれば、売却対象の資産の一つが、匿名化された膨大なデータ群であることが明らかになった。Google はこのデータ群に入札し、わずか 1,000万ドル(約 15 億円)で落札した(ただし裁判所の承認待ち)。
15 億円で Google が手に入れたのは、1 億件のメール、Microsoft Teams の 5 億件のレコード、OneDrive のファイル 1,700 万件、SharePoint の 2,050 万件のデータである。同社はさらに、カスタマーサービスの通話録音 3,000 万件超とカスタマーサービスのチャット記録 1,500 万件超も手に入れた。
このデータ群には他にも、ServiceNow のチケット 60 万件、Oracle のマーケティングアプリケーション「Responsys」由来の有効なメールアドレス 1,370 万件、機内 Wi-Fi サービスの販売履歴 1,100 万件分の詳細が含まれる。

