日本プルーフポイント株式会社は9月13日、AIを活用した調査機能をMicrosoft 365に拡張し、AI利用に伴う内部リスクの可視性を強化すると発表した。
「Proofpoint Prism Investigator」は、従来のProofpoint Archive内のコンテンツ分析に加え、Microsoft 365に直接接続することで、コンテンツを事前にアーカイブへ保存することなく、メール、Teamsのメッセージ、ファイルを対象に、AIを活用した調査を実施できる。また、「Proofpoint Human Communications Intelligence(HCI)」エージェントは、AIとのコミュニケーションに対するガバナンスに関する情報を内部リスク調査に取り込む。
「Proofpoint Prism Investigator」は調査に必要な情報を判断し、事案の進展に応じて関連するMicrosoft 365のコンテンツを取得することで、分析の遅れにつながる手作業でのデータのエクスポートや、分析に向けた準備作業を削減する。取得したコミュニケーションを、アーカイブ済みのコンテンツ、データ、ログ、その他の業務記録と関連付け、一連の出来事を再構成し、事案の経緯を根拠に基づいて説明できるようまとめ、規制対応や法務対応に必要な監査可能性を確保しながら、調査開始から事案の解明までの時間を短縮する。
また、HCIエージェントの機能を拡張し、AIコミュニケーションのガバナンスに関する情報を「Proofpoint Insider Threat Management(ITM)」に取り込むことで、コパイロット、生成AIアプリケーション、AIエージェントとのやり取りを、潜在的な内部リスクを調査する際のコンテキストとして活用可能になる。
Proofpoint HCIエージェントは、Nucleiを基盤とするProofpoint Captureのアドオンとして、現在提供中で、Proofpoint Prism InvestigatorのMicrosoft 365接続機能は、2026年第4四半期に提供予定。
プルーフポイント デジタルコミュニケーションガバナンス担当シニアバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーのHarry Labana氏は「コックピットのボイスレコーダーが単なる音声記録にとどまらない価値を持つように、コミュニケーションインテリジェンスは、調査担当者が一連の出来事とその背後にある意図を解明するための詳細な情報を提供します。その適用範囲をMicrosoft 365やAIとのやり取りにまで広げることで、セキュリティ、コンプライアンス、法務の各調査でも、背景や文脈を同じように深く把握できるようにします」とコメントしている。
