アイドルサポート事業などを行う株式会社VOISINGは9月30日、8月18日に公表した同社が社内で利用しているデータ分析システムBIツール(ビジネスインテリジェンスツール)への不正アクセスについて、第四報を発表した。
同社では8月10日午前1時2分頃に、BIツールへの外部からの不正アクセスが開始され、8月16日午後6時47分から8時21分にかけ、同ツール内に保管されていたデータが不正に取得(ダウンロード)されたことを確認しており、外部のサイバーセキュリティ専門機関にデジタルフォレンジック調査を依頼していた。
調査結果によると、同社が利用するBIツールの脆弱性を悪用されたことが原因で、当該ツールの修正プログラムを適用する前の段階で不正アクセスが行われ、同社システムに侵入された結果、個人情報の漏えいにつながったとしている。
漏えいが確認されたのは約17万件の下記を含む個人情報。
・基本情報:氏名、住所、電話番号、メールアドレス、生年月日、性別
・利用履歴等:購買履歴(購入日時・商品等)、決済金額記録、サービス加入状況
・その他の情報:応援対象タレント(推し)の選択情報
なお同社では、SNSおよび特定サイトなど関連情報の広範な監視と追跡調査を実施したところ、本件に関連する下記の情報が公開されていることを確認している。
・検知日時
SNS上:8月22日午前11時頃
特定サイト上:8月23日午前10時頃
・確認した内容
VOISING ID、氏名、ユーザー名、住所、電話番号、メールアドレス、性別
・外部公開が確認・推定されている情報の状況
公開が確認された件数:10件
特定サイト上で公開されている可能性があるデータ:約5万件
同社では対象となる顧客に、謝罪と注意喚起のメールを送信している。
同社では、不正アクセスの原因とみられる脆弱性に対する修正プログラムの適用と関連するすべてのパスワード・アクセスキーの無効化・変更を完了している。
同社では今後、脆弱性情報の受信体制と深刻度に応じた対応期限の規定、判断責任者の明確化を進めるとともに、社内ツールをインターネットに直接公開しない構成への見直し、BIツール上の個人情報の仮名化・最小化、大量データ取得や不審な管理操作を検知・通知する監視の強化、ログの集約と保管期間の延長を実施するとのこと。

