株式会社MICINは10月27日、同社が提供するオンライン診療サービス「クロンオンライン診療」への不正ログインについて発表した。
これは10月23日に、「クロンオンライン診療」の一部の医療機関および患者のアカウントに対し、「リスト型攻撃」によるものとみられる第三者からの不正ログインを確認したというもの。
同社によると、現時点の調査では同社のサーバやデータベースへの侵入の形跡は確認されていない。
不正ログインの状況は下記の通り。
・不正ログインされた医療機関のアカウント:5医療機関6アカウント
・不正ログインされた医療機関のうち、患者情報が閲覧された医療機関:3医療機関(患者様73名分)
・不正ログインされた患者アカウント:14アカウント
また、第三者に閲覧された可能性のある情報は下記の通り。
・医療機関アカウントを通じて閲覧された医療従事者:氏名、メールアドレス
・医療機関のアカウントを通じて閲覧された患者:氏名、メールアドレス、電話番号、生年月日、住所、性別、カルテ番号、診察券番号、受診状況、医師によるメモ
・患者アカウントを通じて閲覧された患者:氏名、メールアドレス、電話番号、生年月日、住所、性別、受診者コード
同社では、対象となる医療機関と患者に個別に連絡を行っている。
同社では発覚当日に、不正なアクセス元からの通信を遮断し、不正ログインが確認されたアカウントでの被害拡大防止と不正ログインのリスクの高いアカウントで同様の事象が発生することを防止するため、不正ログインが確認されたアカウントおよび二要素認証を設定していないアカウントのパスワードの初期化と全医療機関アカウントのログアウト処理を行っている。
同社では、「クロンオンライン診療」を含む同社サービスの停止は予定しておらず、引き続き利用可能となっている。
同社では、不審なログインの監視を強化しており、今後はサービスログイン時のセキュリティ強化を予定しているとのこと。

