【ITセキュリティサービスを提供するNTTデータ・セキュリティ 第2回】(取材記事)
NTTデータセキュリティでは、SOHOにもサービスアウトなどで対応できるセキュリティソリューションを発表する予定だが、それには、欧米のインターネットの活用状況にはやく追いつかなければとの思いがある。
特集
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4.多数のパートナー企業との連携
「われわれのソリューションを使用することによって、はやく、インターネットに安心して入っていける環境を作らなければならないと思います。欧米では、どんどんインターネットを活用して、SOHOが大企業に変化したり、大企業でも、新しいことをどんどんやっています。それは、インターネットを抵抗なく活用しているからだと思います。」
このような状態に対して、NTTデータセキュリティでは、NTTデータセキュリティだけでも、出資各社だけでもとてもそのような環境は作れない、ということで、「bigdog」というパートナー各社との連携によって実現しようとしている。少なくとも、NTTデータセキュリティ自身では、大企業などにセキュリティのソリューションは提案できても、実際に提供することまでは出来ないため、パートナーとの連携が重要になっているのだ。これらのパートナー各社は、同じソリューションを提供する競合各社も多く参加しており、多くの中から業種などに合ったソリューションを選べる、NTTデータセキュリティ自身が扱いやすいものを選べる、ということで信頼性は高いと言える。たとえば、SunとMicrosoftとTURBO Linuxがパートナー参加しており、OSだけでも、かなりの部分をカバーすることが可能になっている。もちろん、トレンドマイクロや、シスコが資本参加していることで、ウィルスやインフラなどについても安心なのはもちろんのことだが、これらの分野については、競合各社もパートナーには参加しており、これらも、ロードマップや顧客の業種などによってわけへだてなく選択するという。
5.個人認証も盛んになって、安心なインターネットへ
「来年後半からは、企業内で個人の認証、証明をするプライベートCAが広がりを見せると思っており、こういう面では、認証サービス、SOHO向けの認証センターが注目を集めると思いますし、必要になってきていると思います。また、官庁のハッキング事件が話題になりましたが、あれは官庁だから話題になったので、かわいそうだなとは思いますが、あれによって、セキュリティ問題が怖いものであるという認識が出来ました。ただ、怖いままではだめで、これを安心に変えていくのが我々の使命だと考えています。」
NTTデータ・セキュリティ
http://www.nttdata-sec.co.jp/index.html
(詳しくはScan本誌をご覧ください)
《ScanNetSecurity》